Amazon QuickSight: [クイックスタート] サンプルデータを使って分析を作成

2016.11.17

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Amazon QuickSightではアカウント作成・サインインの時点で出来合いのサンプルデータ及びサンプル分析が用意されています(手元の環境で現在確認する限りだと、オレゴンリージョンのみにこのサンプル分析、サンプルデータが存在する様です)。このサンプルを使った『クイックスタート』がドキュメント上でも展開されていましたので早速試してみたいと思います。

Amazon QuickSight: クイックスタート実践

Amazon QuickSightのスタートページから『New analysis』を選択。

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Your data sets』ページにて『Web and Social Media Analytics』を選択し、

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選択後表示されるウインドウから『Create Analysis』を選択。

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分析を作成する画面に遷移しました。画面右上にはデータのインポート状況を伝える小窓が表示されています。1461行がエラー無く取り込まれている事が確認出来ます。

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Fields list』ペインにある項目の中から『Date』と『Mailing list adds』を選択。すると直後に以下の様なグラフが表示されました。

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Amazon QuickSightではヴィジュアルを作成する為にグラフを用います。『AutoGraph』を選択する事で、Amazon QuickSightが最も好ましいであろう表示形式をその選択内容からオススメしてくれます。この場合であれば、Mailing list addsの数値を年毎に表示する棒グラフが表示されていますね。日付を軸に選択した場合、『年』がその粒度のデフォルト表示となるようです。

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表示形式の種類についての詳細は下記をご参照ください。

画面右上、下向きの展開メニューをクリックすると『Filed wells』ペインが表示されます。

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試しにここでは日付の表示粒度を選択してみましょう。X軸(X axis)の項目『Date』を選択し、項目メニューからAggregateを選択、単位から『Month』を選択してみます。

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すると、グラフの表示が年毎から月毎の表示に変わりました。

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まとめ

という訳でAmazon QuickSightの『クイックスタート』実践に関する内容のご紹介でした。サイトへのサインインから分析の作成まで、上記の流れであればものの1〜2分で出来てしまいます。サンプルデータを使っての作成なのでこのスピード感であっという間に出来てしまいましたが、言い換えればデータが分析用のものとして準備出来てさえいればこのスピード感で以ってサクサクと分析を作成出来るという事になります。分析に際して必要となるデータの準備については幾つかその段階、手段が存在しますが、その部分については追ってその内容を紹介していきたいと思います。こちらからは以上です。