Amazon Redshift: 新しいノードタイプ「DC2」が発表されました

2017.10.18

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日本時間2017年10月18日(水) AM8:00頃、Amazon Redshiftの新しいノードタイプ「dc2」が発表されました。

dc2ノードタイプ: dc1と同じ費用でdc1の2倍のパフォーマンス

上記リリースノートには、「Amazon Redshift announces Dense Compute (DC2) nodes with twice the performance as DC1 at the same price」(dc2ノードは同じ価格でdc1の2倍のパフォーマンスを持つ)とあります。

料金表を確認してみます。

2017年10月18日 AM09:00時点でのヴァージニアリージョンでの料金表をdc1とdc2で比較してみます。ストレージの規格が「NVMe」という新しいものに変わっており、お値段としては据え置き(!)ながらもI/O性能がdc2.largeでは3倍、dc2.8xlargeでは2倍近く(数字上)向上しています。

redshift-price-list-20171018-dc1

redshift-price-list-20171018-dc2

dc2ノードは以下のリージョンで利用可能となっています。(※2017年10月18日 AM9:00時点)

  • US East (N. Virginia)
  • US East (Ohio)
  • US West (N. California)
  • US West (Oregon)
  • EU (Frankfurt)
  • EU (Ireland)
  • EU (London)
  • Asia Pacific (Singapore)
  • Asia Pacific (Tokyo)
  • Asia Pacific (Sydney)
  • Asia Pacific (Seoul)
  • Asia Pacific (Mumbai)
  • Canada (Central)
  • South America (São Paulo)

dc2ノードへの変更操作は従来のリサイズ処理で対応可能です。

redshift-price-list-20171018-resize

勿論新規作成でもdc2ノードは選択可能です!

redshift-price-list-20171018-create

まとめ

というわけで速報的にAmazon Redshiftの新しいノードタイプ「dc2」についてお知らせ致しました。実際にパフォーマンスがどれだけ変わるかどうかは実検証をしてみる必要がありますが、dc1ノードからの移行の場合は「同じお値段で」対応が可能というのが嬉しいところですね。現在dc1ノードタイプをご利用の方はdc2ノードタイプへの移行を是非検討してみてはいかがでしょうか。