AWS New Service Meetupに参加 & LTしてきました #jawsug
丹内です。
昨日行われた、AWS New Service Meetupに参加し、LTもさせて頂きました。
以下、簡単な参加レポートです。
Amazon Machine Learning
ADSJ 今井雄太様の発表です。
このサービスは、Amazonが長年培ってきた機械学習の技術を、そのバックエンドがなくても活用しやすく提供するサービスです。
教師データから事前に作成したモデルに基づき、リクエストした値に対して分類や評価を行ってくれます。
バッチ処理とリアルタイム処理の方法でアクセスでき、リアルタイム処理を設定すればアプリケーションとの統合も可能となっています。
私は機械学習には疎いのですが、「◯◯について知っている内容にもとづいて判断する」という実例が、AMLが予測にフォーカスしたサービスであることを分かりやすく表していると思いました。
Amazon Elastic File System
ADSJ 辻義一様の発表です。
S3のようなAPI経由ではなく、マウントできるファイルシステムとしてのストレージサービスです。
VPC内からマウントターゲットに対してアクセスして使います。
CDP: NFS Sharingパターンを置き換え、管理が一気に楽になる期待のサービスです。
また、S3のAPIに対応するのが難しいケースでのストレージ対策として有効だと思いました。
個人的に印象に残っているのは、EFSの整合性モデルです。
EFSのバックエンドは分散システムだと思うのですが、結果整合では無い、という旨のお話をされていました。
DynamoDBで強い整合性を実現しているAmazonですが、それより困難であろうと思われるファイルシステムでどのように実現しているのか、興味があります。
Amazon WorkSpaces Application Manager
ADSJ 渡邉源太様の発表です。
windows前提のサービスで、アプリケーションの管理を隅々まで行うことができます。
業務システムの導入に際し非常にコストがかかるITガバナンスですが、それが劇的に簡単になるこのサービスは素晴らしいと思います。
また、複数バージョンのデスクトップアプリを共存させることができるので、webアプリケーションのテストなどにも有効だと思います。
Amazon EC2 Container Service Updates
ADSJ 星野豊様の発表です。
EC2クラスタ上でDockerコンテナを動かし、マネジメントしてくれるサービスです。
ECSコンテナそれぞれにIAMを設定できるので、柔軟なアクセス制御が実現可能です。
また、AWSマネジメントコンソールの機能も強化され、より一層実用的になっています。
ユースケースの説明で「コンテナベースのアーキテクチャはマイクロサービス化を支援する」という一言がグッときました。
AWS Lambda Updates
ADSJ 西谷圭介様の発表です。
正式リリースされたLambdaですが、Cognito連携やSNSでのInvokeなど、実践的な機能が大幅に追加されています。
クロスアカウントが素晴らしいと思いました。
LT
今回は、私も発表させて頂きました。
以下が、私のLTのスライドです。
※発表時のスライドを一部編集して公開しています。
このLTについて
新機能の発表とあわせて、AWS iOS SDKのアップデートもあり、Lambdaを直接iOSから同期的に呼べるようになりました。(参考記事)
「iOSでLambdaの新機能をおもしろく的確にLTするにはどうしたら良いか」と丸3日考えて悩んでいた時に、ピンと某ラムちゃんを閃きました。
スベりつつも発表できて、本当に良かったです!
まとめ
EFSやECSなど、実りの多いミートアップでした。
これからもAmazonを使い倒していきます!