YAMLに対応したAWS CloudFormation デザイナーを試してみた

2017.05.08

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

CloudFormation デザイナーは、WebブラウザからCloudFormationテンプレートを作成、編集できるツールです。 グラフィカルな画面でテンプレートを閲覧、作成したり、便利なエディター機能を利用できます。

JSONにのみ対応していましたが、アップデートにより、YAMLにも対応していました!

サンプルテンプレートを開いてみた

AWS CloudFormation ユーザーガイドには数多くのサンプルテンプレートが公開されています。 東京リージョンの"Elastic IP アドレスを持つ Amazon EC2 インスタンス"テンプレートをデザイナーで表示してみました。 デザイナーで表示 を選択すると、デザイナーが起動します。

1

画面上部がキャンバスペイン、下部がテキストエディターです。 キャンバスペインから、EC2、EIP、セキュリティグループのあるテンプレートだとわかります。 テンプレートの言語の選択というメニューが追加されています。

2

YAMLを選択すると、テンプレートが変換されました。 JSONを選択すれば、JSONに戻す事も可能です。

3

テンプレートを更新するには

EC2インスタンスを1台追加してみます。 キャンバスペインから、EC2>Instanceを選択しドラッグ&ドロップします。

4

追加したEC2を選択すると、エディタに設定内容が表示されます。 リソースにはランダムな名前が付けられます。可読性を上げるために鉛筆マークから編集しておくと便利です。 EC2の設定内容である”Properties”は空の状態です。

5

アイコンを右クリックし、?マークを選択するとリファレンスを参照できます。 リファレンスを参照し、”Properties”を記入します。 リファレンスをすぐに開けるといった便利な機能もデザイナーの魅力の1つだと思います。

6

おわりに

YAMLに対応したCloudFormationデザイナーを試してみました。 デザイナーの使い方はテンプレートの種類に関わらず同様のようです。 好みやユースケースに応じて、言語を選択して下さい。

デザイナーはグラフィカルにテンプレートを確認できるため、特に初心者のかたやテンプレートの内容をざっと確認したい場合に適していると思います。 デザイナーに興味のでたかたは、AWS CloudFormationユーザーガイドのウォークスルーをお試しください。

参考