Windows Server への AWS CLIのインストール

2016.03.07

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渡辺です。

ちょっとしたことでも、Windows Serverだとやり方がスッと出てこないことが多々あります。 まずはDevelopers.IOを検索してみますが、ヒットしなければ追加しなければなりません(笑)

さて、Windows Serverでは、Amzazon LinuxのようにデフォルトでAWS CLIはインストールされていません。 インストーラを使ってインストールしましょう。

UnicodeWarningの発生

このエントリーで紹介するAWS CLIのインストールでは、コマンド実行時にUnicodeWarningが発生します。 気になる場合は、Pythonのインストールを行った上でpipでawscliをインストールしてください(Windows版 AWS CLI の UnicodeWarning の回避方法)。

AWS CLIのインストール

公式サイトからインストーラがダウンロードします。 64bit版と32bit版でリンクが異なるので、その点だけ注意してください。

AWScli

後はインストーラをポチポチしていけばインストール完了です。

Power Shellを起動して、インストールを確認しましょう。

Windows PowerShell
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PS C:\Users\Administrator> aws --version
aws-cli/1.10.10 Python/2.7.9 Windows/2012Server botocore/1.4.1

AWS CLIの初期設定

デフォルトのリージョンや、必要に応じてAWS Access Keyを設定します。 設定は、AWS CLIのcofigureサブコマンドを使います。 これはLinux版と一緒ですね。

PS C:\Users\Administrator>  aws configure
AWS Access Key ID [None]:
AWS Secret Access Key [None]:
Default region name [None]: ap-northeast-1
Default output format [None]: json

勿論、余程の事情が無い限りは、AWS Access Keyは利用せず、IAM Roleを設定しましょう。

まとめ

Windows Serverの場合はAWS CLIはパッケージからインストールします。 UnicodeWarningを回避する場合は、pip(Python)でインストールしてください(Windows版 AWS CLI の UnicodeWarning の回避方法)。