OracleをRDSで使うときの選択のポイント

2016.09.15

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こんにちは、竜鳥飛びが好きな市田です。 以前、SQL Server for RDSの選択のポイントを紹介させていただきましたが、今回はそのOracle編になります。

では早速見ていきたいと思います。

Standard Edition Two(SE Two)で利用可能な範囲

利用可能な組み合わせのパターンです。

|ライセンスモデル|AZ構成|利用可能インスタンスタイプ|利用可能バージョン| |---|---|---|---| |BYOL(自分のライセンスを使用)|Multi-AZ Single-AZ|t2ファミリ(nanoを除く) m3ファミリ m4ファミリ r3ファミリ m2ファミリ m1ファミリ|12.1.0.2.v2 12.1.0.2.v3 12.1.0.2.v4| |ライセンス込み|Multi-AZ Single-AZ|同上|同上|

Standard Edition One(SE One)で利用可能な範囲

利用可能な組み合わせのパターンです。

|ライセンスモデル|AZ構成|利用可能インスタンスタイプ|利用可能バージョン| |---|---|---|---| |BYOL(自分のライセンスを使用)|Multi-AZ Single-AZ|t2ファミリ(nanoを除く) m3ファミリ m4ファミリ r3ファミリ m2ファミリ m1ファミリ|11.2.0.4.v1 11.2.0.4.v3 11.2.0.4.v4 11.2.0.4.v5 11.2.0.4.v6 11.2.0.4.v7 11.2.0.4.v8 12.1.0.1.v1 12.1.0.1.v2 12.1.0.1.v3 12.1.0.1.v4 12.1.0.1.v5| |ライセンス込み|Multi-AZ Single-AZ|同上|同上|

Standard Edition(SE)で利用可能な範囲

利用可能な組み合わせのパターンです。

|ライセンスモデル|AZ構成|利用可能インスタンスタイプ|利用可能バージョン| |---|---|---|---| |BYOL(自分のライセンスを使用)のみ|Multi-AZ Single-AZ|t2ファミリ(nanoを除く) m3ファミリ m4ファミリ r3ファミリ m2ファミリ m1ファミリ|11.2.0.4.v1 11.2.0.4.v3 11.2.0.4.v4 11.2.0.4.v5 11.2.0.4.v6 11.2.0.4.v7 11.2.0.4.v8 12.1.0.1.v1 12.1.0.1.v2 12.1.0.1.v3 12.1.0.1.v4 12.1.0.1.v5|

Enterprise Edition(EE)で利用可能な範囲

利用可能な組み合わせのパターンです。

|ライセンスモデル|AZ構成|利用可能インスタンスタイプ|利用可能バージョン| |---|---|---|---| |BYOL(自分のライセンスを使用)のみ|Multi-AZ Single-AZ|t2ファミリ(nanoを除く) m3ファミリ m4ファミリ r3ファミリ m2ファミリ m1ファミリ|11.2.0.4.v1 11.2.0.4.v3 11.2.0.4.v4 11.2.0.4.v5 11.2.0.4.v6 11.2.0.4.v7 11.2.0.4.v8 12.1.0.1.v1 12.1.0.1.v2 12.1.0.1.v3 12.1.0.1.v4 12.1.0.1.v5 12.1.0.2.v1 12.1.0.2.v2 12.1.0.2.v3 12.1.0.2.v4 |

最後に

まとめてみると、Oracleの方は分かりやすいバージョン名になっており、利用できる組み合わせも分かりやすい体系になっていました。

以上になります。