![[新機能] Amazon RDS for MySQLで、簡単に5.6から5.7へアップグレードできるようになりました](https://devio2023-media.developers.io/wp-content/uploads/2014/05/Amazon_RDS.png)
[新機能] Amazon RDS for MySQLで、簡単に5.6から5.7へアップグレードできるようになりました
この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。
はじめに
今日は新機能のお知らせです。
Amazon RDS for MySQLで、DBエンジンを簡単に5.6から5.7にアップグレードできるようになりました。具体的にはAWS管理コンソールからちょいちょいっとクリックするだけでアップグレードされます。
やってみた
以下のようなMySQL 5.6エンジンのAmazon RDS for MySQLがあります。ちなみにOption Groupは"default:mysql-5-6"、Parameter Groupは"default.mysql5.6"です。

[Instance Actions]-[Modify]をクリックします。

Modify画面の、[DB Engine Version]で、MySQL 5.7が選べるようになっています。

[DB Engine Version]で、MySQL 5.7を選択します。

今回は即時反映させたいので[Applly Immediately]をチェックします。チェックしなければ次回のMaintenance Windowで実行されます。[Continue]ボタンをクリックします。

確認画面です。「DBインスタンスがUpgradeされるけど本当にOK?」というメッセージが表示されます。親切!

[Modify DB Instace]ボタンをクリックします。

Upgrade中のログはこんな感じ。シャットダウン→バックアップ→DBエンジンのアップグレード→ParameterGroupのアップデート→バックアップ→完了という流れになっています。

実際にアップグレード前とアップグレード後の2つのSnapshotが取られていました。

確認。DBエンジンがMySQL 5.7に変わっています!合わせてOption Groupも"default:mysql-5-7"に変わっています。Parameter Groupも"default.mysql5.7"になっていますが、こちらはpending-rebootなので再起動後に反映されます。

ということで、簡単にAmazon RDS for MySQLを5.6から5.7にアップグレードできました!
さいごに
当然ですが、RDSを利用しているアプリケーション側がMySQL 5.7に対応した動作をするかは念入りに検証を行ってください。しかし5.6のRDSとは別に5.7のRDSを作ってデータのダンプを入れてアプリケーションの接続先を変更して...といった面倒臭いことをしなくても、一発で5.6のRDSを5.7にできるというのは、とても便利な機能だと思います。








