【新試験】AWS Certified DevOps Engineer – Professional が受験可能になりました

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ウィスキー、シガー、パイプをこよなく愛する大栗です。 昨日はAWS認定試験が札幌でも受験出来るようになりましたが、本日はre:Invent 2014でBeta試験を実施していたDevOps Engineer - Professionalが正式に開始されましたので、ご紹介します。

Beta試験の様子は、以下の記事をご覧ください。

AWS認定 DevOps Engineer Professional Beta試験を受験してきた #reinvent

DevOps Engineer - Professional

試験概要

  • 試験名:AWS Certified DevOps Engineer - Professional
  • 試験時間:170分
  • 試験料:$300

対象試験

AWS Certified DevOps Engineer - Professional は、AWS Certified Developer - Associate と AWS Certified SysOps Administrator - Associate の上位資格となります。

AWS認定試験は以下の各言語で提供されていますが、現在は DevOps Engineer - Professional は英語のみで提供されます。

  • 英語
  • フランス語
  • 中国語(簡体字)
  • 韓国語
  • ドイツ語
  • 日本語

なお、Kryterionのアカウントは英語、フランス語、中国語(簡体字)、韓国語、ドイツ語で受験できるアカウントと、日本語で受験できるアカウントで別のものになりますので御注意下さい。

前提資格

以下の認定試験のいずれかに合格していること

  • AWS Certified Developer - Associate
  • AWS Certified SysOps Administrator - Associate

どちらか片方に合格していれば受験可能です。

試験内容

以下の能力を問います。

  • AWS上の継続的デリバリについてのシステムと方法論の実装と管理
  • セキュリティコントロール、ガバナンスプロセス、およびコンプライアンス検証の理解、実装、自動化
  • AWS上のシステムについて定義し、モニタリング、メトリクス、およびロギングの定義と展開
  • AWSプラットフォーム上で高可用性、スケーラブル、自己回復するシステムの実装
  • 業務システムを自動化するツールの設計、管理、保守

詳しくはAWS Certified DevOps Engineer - Professional Exam Blueprintを参照下さい。

試験配点

試験範囲 配点割合
範囲1: 継続的デリバリとプロセス自動化 55%
範囲2: モニタリング、メトリクス、およびロギング 20%
範囲3: セキュリティ、ガバナンス、および検証 10%
範囲4: 高可用性と伸縮性 15%
合計 100%

さいごに

Professionalレベルの試験は、Associateレベルに比べて各設問の問題文が長く、選択肢の説明も長くなっているため、AWSと関連技術に対する高度な理解が求められます。十分な準備をして受験に臨みましょう。

今回は英語版のみの提供です。もう一方のProfessional試験のAWS Certified Solutions Architect - Professionalでは日本語版を受験しましたが試験時間ぎりぎりでした。そのため、非ネイティブの日本人が英語版を合格するのは極めて難しいのではないかと思います。(自分の場合は英語力が欠如しているので、比較対象として非適切ですが。。。)

自分はre:Invent 2014でBeta試験を受験しましたが、先ほど結果が届きました。予想通り?不合格でしたので、再度勉強して『日本語版』DevOps Engineerの合格を目指したいと思います。