[GPU] 新インスタンスタイプにp2が追加されました

アイキャッチ AWS EC2

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はじめに

つい先日ですが、Amazon EC2の新しいインスタンスタイプとしてGPUを用いる用途に適したp2インスタンスタイプが使えるようになりました。

Introducing Amazon EC2 P2 Instances, the largest GPU-Powered virtual machine in the cloud

p2インスタンスについて

p2インスタンスタイプは数値計算に特化したアプリケーションのためのタイプです。数値計算の中でも特にハイパフォーマンスなGPUプロセッサと並列での不動点小数計算を要求されるものについて性能を発揮し、深層学習や流体力学、金融工学、耐震計算、分子モデリング、遺伝子解析、レンダリング等の用途に適しています。

p2インスタンスのラインナップ

p2インスタンスは2016/10現在、以下のラインナップになっています。

名前 GPUs vCPUs RAM(GiB) 並行コア数 GPUメモリ(GiB) 一時間あたり料金 一時間あたりRI料金
p2.xlarge 1 4 61 2,496 12 $0.900 $0.425
p2.8xlarge 8 32 488 19,968 96 $7.200 $3.400
p2.16xlarge 16 64 732 39,936 192 $6.800 $6.800

P2インスタンスのGPU性能は以下の通りです。

  • 最大16のNVIDIA Tesla K80 GPU(Compute Capability: 3.7)
  • 最大192GBのVRAM
  • 最大40,000の並行処理コア数
  • 70TFLOPSの単精度浮動小数点演算、23TFLOPSの倍精度浮動小数点演算パフォーマンス

p2インスタンスの現在での対応リージョン

2016/10現在、P2インスタンスはVPC環境下のみで以下のリージョンで提供されています。

  • US East (N.Virginia)
  • US West (Oregon)
  • Europe (Ireland)

Deep learning AMI

p2インスタンスの発表にともなって、それを深層学習の用途で用いるためのDeep Learning AMIが提供されています。

Deep learning AMIに予めインストールされているフレームワークは次の通りです。

TensorFlowが対応するGPUは Compute Capability 3.5以上となっているため、今回のインスタンスタイプ(Compute Capability 3.7)で特殊なワークアラウンドを経ずに使えるようになっています。(いままでのg2インスタンスタイプは Compute Capability 3.0)

参考