Philips Hue 3rd generation(電球)をAmazon Alexaで操作してみた【スマートホーム】

Alexa Skills Kit

こんにちは、せーのです。今日はAlexaを使ってスマートホームシステムを構築してみたいと思います。

Philips Hue x Alexa

ここ数年のIoTの盛り上がりと足並みを揃えるように「スマートホーム」、つまり家電やエアコン、照明等をネットワークで繋いで最適に調整しようという動きが全世界的にブームとなってきました。その中でもPhilips Hueは「スマホで操作できるLED電球」として一大勢力を築いています。

家の照明をHueに替えるとIoTというものが何を目指しているのか如実に実感することができます。ネットワークにつながっていてスマホで操作できると、スマホ上の他のアプリと連携したりスマホ自体の基本機能と連携しながら照明を変えることができます。例えばGPSを使って自宅を離れたら照明を消したり、睡眠補助アプリと連動して寝る際に徐々に照明を落としていく、レム睡眠に近くなった時にまず照明を徐々に上げていって、身体を段々と自然に目覚めさせたところでアラームを鳴らす、といった生活の質をひとつ上のレベルに持っていくことも簡単に出来ます(下の画像は睡眠アプリ[Sleep Cycle]のHue連携画面)。

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また普段の生活での照明も時間によって明るさや色を自然に変えたり、手元の[Scene]という機能でプリセットしておいた明るさ、色の照明にワンタップで変化させることができます。最新バージョンである3rdでは発色が前世代のものより良くなったため(特にグリーン、シアン、ブルー)、自分のイメージに近い照明の色を自然に出すことが出来るようになりました。

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このスマホを使った操作を「音声コマンド」で置き換えてみましょう、というのが今回の趣旨です。普段の電球の明るさや色調査に使うこのスマホ操作さえも要らなくなるとどれだけ楽になるんだろう、とワクワクします。

Hueのクラウドを通じてコマンドを受信

ここで「AlexaはAWSのクラウド上にあるのにどうやってローカルの電球を操作する?」と疑問に思った方は鋭いです。Philips Hueは同LANにスマホを接続させ、Wi-Fiを通じて操作する他に「My Hue」というクラウドサービスを使って遠隔からも照明を操作することが出来るのです。AlexaはこのMy HueのAPIに接続することで照明の操作を行います。

design

それでは早速やってみましょう。

やってみた

Hueのセットアップ

最初にHueを家のネットワークに接続します。

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Hueはこの画像の真ん中にある「Bridge」と呼ばれるコントロールボタンを有線LANでネットワークにつなぎ、そこを通じて電球を操作します。ということでBridgeに電源とLANを接続します。

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電球は電気屋さんで買ったコネクタに繋いで

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レールに配置してみます。

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これでとりあえず光ります。LED電球なのでとても明るい割にわずか10Wしか使っていないので環境にも良さそうです。

次にApp StoreよりHueのアプリをダウンロードして立ち上げます。自動的にBridgeを検索してセットアップが開始します。

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ここらへんは流れのままに進んでいけばセットアップは完了します。テストしてみましょう。

Philips hue 3rd test from Tsuyoshi Seino on Vimeo.

スマホを通じて照明が操作できました。セットアップ完了です。

My Hueへの登録

次にこのBridgeとHue AppをMy Hueに登録します。Exploreというメニューから「Log into My Hue」をタップします。

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ログインボタンをタップしてMy Hueにログインします。初回であればアカウントを作成します。

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アカウントを作成したらLinkボタンをタップしてHue Appと連携させ、さらにAdd BridgeボタンからBridgeと連携させます。

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これでHome画面に戻るとAppに登録されている電球がそのままWeb上からも確認出来ます。

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これでHueがネットワーク外部からも操作できるようになりました。これでHueのセットアップは完了です。

Hue Skillのセットアップ

次にAlexaからHueを操作する設定を行います。日本のリージョンからはAlexa AppがダウンロードできないのでWebから操作します。

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SkillよりHueを検索し「Enable」ボタンをクリックします。

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My Hueへの登録画面が出てきますのでログイン後、Alexa SkillをMy Hueに登録します。

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少し待ちます。

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登録が完了しました。次にSmart HomeメニューからHueをデバイス登録します。

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デバイスの登録が終わるとこのような画面になります。HueとAlexaの連携ではHueのRoom, 電球の他にScene一つ一つが「デバイス」として登録されることになります。コマンドでSceneをデバイスの一つとして呼び出すとHueのSceneが変わる、という仕掛けになっています。

テスト

それでは音声を使ってテストしてみましょう。今回はエミュレータ(Echosim.io)を使用しました。

Philips hue 3rd gen Demo from Alexa from Tsuyoshi Seino on Vimeo.

Alexaを通じて照明を操作することができました。成功です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。AIとIoTは非常に相性が良いです。そのきっかけとしてまずはこのPhilips Hue x Alexaから試してみてはいかがでしょうか。

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