Eclipse Mylyn でタスク管理開発入門 その1
はじめに
どうもひめのです。
Eclipseにはバージョン3.3(Europa)からMylynという機能がありますが 3.7(Indigo)からこのMylynにJenkins/Hudson連携が加わりました。
個人的に気にはなっていたのですが使ったことのなかったMylynについて 今回から数回に分けて使い方や機能について説明していきたいと思います。
まず、Mylynとはどんな機能なのか。 公式ホームページによると、
タスクとアプリケーションライフサイクル管理を行うためのフレームワーク
となっています。
具体的にどのようなものなのかもう少し見てみます。
- タスクに焦点を当てたインターフェース
- 開発者のためのタスク管理ツール
- アジャイルとアプリケーションライフサイクル管理を統合したエコシステム
まだわかりにくいですが、簡単にまとめると。
タスクに焦点を当て、表示する情報を制御することで開発の生産性を向上するツール
といったところでしょうか。
ちなみにMylynは、月に100万ダウンロードされるほど使われているそうです。 私の周りでは利用している人を見たことがないのでこの数字は驚きです。 Eclipseに付いているので、それも含めてかもしれません。
いずれにしても、説明からは 使いこなせば生産性が上がりそうということが理解できました。
環境準備
それでは環境の準備をします。
バグトラッキングシステムとの連携機能もありますが まずはEclipse単体で使ってみるためEclipseをダウンロードします。
Eclipse3.7(indigo) for Java EE Developers http://www.eclipse.org/downloads/
Java EE Developers には標準でMylynが付いているので 準備はこれで完了です。
すでにEclipseを使っていてMylynがインストールされていない場合は 以下のサイトからダウンロード、もしくはアップデートサイトを利用して インストールを行なってください。
http://eclipse.org/mylyn/downloads/
今回はここまでです。 次回は実際にEclipseを使って操作してみます。