クラスメソッドの受託開発
こんにちは!おおはしりきたけです。クラスメソッドでは受託開発をメインに業務を行っています。ここ数年は、受託開発というとオワコンといったネガティブなイメージがありますが、クラスメソッドは、今期で創業9年になりますが、ずっと受託開発をしています。
私自身は、この仕事を14年やっており、クラスメソッドに入社して4年目になります。いくつかの会社で受託開発を行ってきましたが、クラスメソッドの受託開発はおもしろいと思っております。今回はその理由を書いていきたいと思います。
1.プライム案件が多い
受託開発がネガティブな印象がある一つの理由として、2次請けなど階層が深く、お客さまの顔もよく見えず言われたとおりに作っていく。いわゆるやらされ感というのがあると思います。クラスメソッドでの受託案件はプライムでの案件が多くお客さまと対話をしながらシステムを作っていくことが多いです。その為、言われたものを作るだけではなく、システム開発のプロとして対話する責務というのは発生します。
2.熱意あるお客さまが多い
これは、プライム案件が多いというのと合せての理由になりますが、このプロダクトを成功させてやる!!といった熱意あるお客さまが多いです。お客さまの良いものを作ろうという熱意というのは開発にも影響します。我々がお付き合いさせていただいているお客さまには、期間までにとにかく安く作ればいいというお客さまはいません。そういうプロジェクトは営業時の段階で受注をしません。
3.最新技術を利用した開発も多い
受託開発って枯れた技術で、固い開発というイメージされる方も多いと思いますが、クラスメソッドでは、研究開発系のプロジェクトも多く、最新技術を利用しての開発などを行うこともあります。我々が携わった研究開発が数年後にサービス化されリリースされることや、最新技術を使用したアプリケーションがワールドビジネスサテライトで特集されたりなど新しい技術を利用したプロジェクトを多数やっています。
4.ワンストップでの開発
数年前まではハードウェアやインフラを含めた開発になると、どうしても社内のみで担当できない部分もありましたが、ここ最近クラウドが発展してきたことにより、全てワンストップで開発できるようになってきました。UIデザイン/フロント/バックエンド/インフラを担当するメンバーがそろっており、ワンストップでの開発を行っています。
5.営業と連携しプロジェクトを判断
以前のブログシステム開発に欠かせない見積もり前提条件についてでも書かせて頂きましたが、プロジェクトの成功確率の80%はスタート時に決まっていると思います。大きい会社さんだと営業部隊と開発部隊が分かれていて、受注済みの成功確率の低いプロジェクトが開発部隊に渡ってきて受注時からいきなり炎上してしまうこともあると思います。クラスメソッドでは、営業と開発部隊が一緒になり営業活動を行います。そのため開発部隊が成功確率が低いと判断した案件は、断ることもあります。
6.泣く泣くお断りすることも
受託のお問い合わせは沢山いただくのですが、受託開発は属人性が高いため、非常に魅力的で面白そうな案件でも、メンバー調整のタイミングが合わない場合など泣く泣くお断りすることもあります。
7.開発プロセスは?
クラスメソッドに依頼される受託開発は、なんとなくという骨組みを持っており受託開発で肉付けをしていくというプロジェクトが多いため、変化に対応しやすい開発スタイルが多いです。「1日も早く、お客さまに価値あるITシステム」をお届けするために、クラスメソッドではアジャイルの考え方をベースに独自の開発プロセスを採用しています。もちろんすべてがこのプロセスを採用しているわけではありません。最初から確実に決まっている依頼に対しては、繰り返す必要もないためウォーターフォールでの開発も行います。
■まとめ
受託開発楽しいですか?と聞かれたら私は「クラスメソッドの受託開発は楽しいです」と答えます。ただ、正直なところ楽しいかどうかはお客さまには関係ありません。しかし、楽しんでいるエンジニアの方が、よりお客さまに価値のあるITシステムを提供できると思っております。クラスメソッドでは、そんな仕事を楽しみながらやっていく仲間を絶賛募集中です!!泣く泣くお客さまにお断りをするのは忍びないので、クラスメソッドでの受託開発に興味がある方は、ぜひ採用情報のページを見ていただき応募してもらえればと思います。Wantedlyにも登録しているのでこちらも見てください