Facebookアプリ入門-新しい認証ダイアログの仕組みAuthenticated referrals-
アプリ承認時の許可項目
Facebookアプリを利用してもらう際、HTML内でどの個人情報にアクセスする必要があるのか指定をします。HTMLソースを見ると、data-permsとか、scopeといったキーワードで指定していることが分かります。今回は、このHTMLページを読み込む前にアプリ承認を行うAuthenticated referralsという新機能についてご紹介します。
拡張認証ダイアログ(Enhanced Auth Dialog)を有効化
アプリの詳細設定画面にある拡張認証ダイアログが有効であることを確認してください。
認証ダイアログ(Auth Dialog)を設定する
Facebookアプリを利用する際に、Authenticated referralsを用いてユーザに追加で個人情報を求める場合、認証ダイアログにて設定することができます。アプリの設定画面から認証ダイアログのメニューを選択して承認させたい許可リスト(Permissions)を指定してください。
検証された照会(Authenticated referrals)の流れ
Authenticated referralsは、既にFacebookにログイン済みのユーザが初めてアプリにアクセスしようとした際、画面遷移してから承認を促すのではなく、画面遷移前にインラインで承認を促す機能です。この新機能によって、画面が行ったり来たりせず、自然にアプリに遷移することができ、ユーザ数の獲得が期待できます。
例えば以下のウォールを見てください。登録したMyApp2アプリについてフィードに書き込みました。
これをあるユーザがクリックをすると、予想される画面遷移の前に承認を求めます。
そして、承認をするとアプリのページが開きます。このとき、ログイン済みとして開いてくれますので、直ぐにユーザ向けにカスタマイズされたアプリを利用可能です。
まとめ
今年の10月に公開されたFacebookの新しい仕組みはいかがでしたでしょうか。マーケティングの課題を技術で解決するカッコいいFacebookに今後も期待大です。