新しいiPhoneは、開発者に何をもたらすか?
こんにちは!おおはしりきたけです。日本時間9月11日の午前2時から新iPhoneの発表が行われました。このイベントでついに新型のiPhoneが発表されました!細かいことは、他のサイトでも色々公開されているので、開発者に関わりそうな情報を紹介していきたいと思います。
iOS 7
まず最初にiOS 7のリリース日の発表がありました。リリース日は9月18日(日本では19日?)とのことです!!いよいよiOS 7が今月リリースされます。
iPhone5c
iPhone5sから発表かと思ってたんですが、5cから先に発表がありました。5cは新興国などAndroidユーザーが多い国に向けての発売だとだと思います。スペックは以下になります。
- CPU
- A6(iPhone5と同じ)
- 画面
- 4インチ
- 解像度
- 1136 x 640
- カラー
- 緑
- 白
- 青
- ピンク
- 黄色
- 価格
- 16GB:99$
- 32GB:199$
性能や機能面で特段目立つところは無いですが、やはり値段が安いですね。また、シリコンケースが29$ということですが、私の経験上シリコンケースはポケットの細かいゴミがつくのでいい思い出がありません。
iPhone5cのサイトはこちら
iPhone5s
今回のイベントの本命、iPhone5sが正式に発表されました。性能面で大きく向上したとのことでした。とりあえずスペックは以下になります。
- CPU
- A7(64bit)
- 画面
- 4インチ
- 解像度
- 1136 x 640
- カラー
- ゴールド
- シルバー
- 黒
- 価格
- 16GB:199$
- 32GB:299$
- 64GB:399$
A7という64bitのプロセッサ、M7というモーションプロセッサー、そしてなんといってもTouchIDという指紋センサーがつきました。
A7チップ
A7チップは何と64bitだそうです。64bitといって想像するのは、もちろんNintendo64ですね。スマホがついにここまで来ましたね。また、グラフィックはOpenGL ES3.0に対応しており、こうなってくるとPlayStation 3 / Xbox 360以上の表現が可能になります。正直、そこまでのスペックがスマホに必要なのか?と思いますが、iPhone5からスピードは2倍。CPUパフォーマンスは40倍、グラフィックは56倍の速さということです。
M7チップ
M7チップはモーションプロセッサーで加速度計、コンパス、そしてジャイロスコープを処理します。静止、運転、歩行といった状態を検知することができるようです。また、これは開発者にもNew CoreMotionAPIとして提供され、新たにでるNike+ MoveではこちらのAPIが使われているそうです。
カメラ
F値は2.2になります。フラッシュのLEDが2つになり、1つは白、もう1つは琥珀色になります。これにより、ベストなホワイトバランスでの撮影が可能になりました。また、手ぶれ補正や複数枚連続撮影できたり、よりよい写真が取れるようになりました。そして、120fpsでのスローモーション撮影ができるようになったとのことです。iOS 6では、OSレベルで30fpsに制限されており、なめらかな撮影ができませんでしたが、120fpsになると相当なめらかなスローモーションの撮影ができます。
TouchID
5sの発表の中で一番開発者に影響あるのは、これじゃないでしょうか。ついに指紋認証センサーが来ました!iTunesからのパスワードも指紋認証でできるようになるようです。また、指紋認証によりビジネスアプリなどは、TouchIDを利用することが多くなりそうです。AppleのサーバーやiCloudにもアップされないので安心ですw
iPhone5sのサイトはこちら
発売日
iPhone5s、5c共に予約開始が、9月13日。発売日が9月20日ということです。
販売キャリア
ついに、NTTドコモからiPhoneが発売されることになりました!こちらは、Appleのプレスリリースも公開されております。これにより国内の3キャリア全てからiPhoneが発売されることになります。元々日本は、AndroidよりiPhoneユーザーのほうがシェアが多い世界的には珍しい国ですが、ドコモからiPhoneが発売されることにより、更にiPhoneユーザーが増えることになると思います。そうなると国内のAndroidメーカーなどが更に苦戦をして、撤退が増えるのではないかと予想されます。
まとめ
今回の発表は、端末など既に事前に色々でていた情報と変わらず、大きな驚きはありませんでしたが、日本では、ますますiPhoneユーザーが増える発表だったと思います。これにより開発会社は、今までiPhoneとAndroidの両対応をすることが多かったと思いますが、iPhoneのシェアがかたよることにより、iPhoneのみでアプリ開発をすることも多くなると思います。それにより今後更にAndroidのシェアが下がっていき、iPhoneが増え続けるといった現象も起きると思います。開発者としては、今後の動向を見てどのような開発スタイルが良いのかを探っていきたいと思います。