[iOS 7] まったく新しい機能「カメラ」
はじめに
iOS 7ではカメラが大幅に変更されています。Appleのサイトにも以下のように書かれています。
静止画、ビデオ、パノラマ、そして新しく加わったSquare。iOS 7のカメラは、あなたが使いたい
様々な撮影フォーマットをすぐに使えるようにします1。スワイプ一回で、撮りたいものを、撮りたいスタイルで、
すばやく撮影。新しくフィルタも用意したので、一枚一枚を一段と思いのままに仕上げられます。
レトロな感じにしたり、コントラストを上げたり、白黒にしたり。アーティストになった気分で楽しみましょう。
それでは、以下にiOSのカメラがどのように変わったのか書いていきます。
iOS 7のカメラ
スワイプで切り替え
iOS 7のカメラでは、スワイプで、以下の4種類の撮影方法に切り替えることが可能です。
- ビデオ
- 写真
- スクエア
- パノラマ
スクエア
iOS 6の時も、編集⇒トリミングで「スクエア」というのはあったのですが、 iOS 7から撮影時にスクエアに選択できます。Instagramでは、スクエアで写真を撮影しますし、最近のカメラアプリもスクエアで撮影するのが多くなってきたので、撮影時に選択できるようにしたのでしょう。
フィルタ
こちらは、iOS 7からの新機能となります。撮影時、写真選択時に以下の9種類のフィルタをリアルタイムに掛けることができます。
- モノ
- 色調
- ノアール
- フェード
- クローム
- プロセス
- トランスファー
- インスタント
iOS 6との比較
1.オプションが無くなった
iOS 6のカメラでは、オプションというメニューがあり、そこでグリッド、HDR、パノラマの選択ができましたが、HDR、パノラマについては、カメラ画面から選択できるようになりました。グリッドについては、以下の設定画面からグリッドの表示ON/OFFを切り替える事ができます。
2.撮影モードの切り替え
上記でも説明しましたが、カメラ画面から撮影モードの切り替えが可能です
3.フィルタの選択
こちらも上記で説明しましたが、iOS7からは、カメラ画面からフィルタの選択が行えます。
まとめ
iOS 7のカメラは、iOS 6までは撮影モードのメニューが散らばっていましたが、スクエアが追加され集約されたり、撮影するのに必要な情報のみをカメラ画面に表示したりとUIにかなり変化が加わり、UXが向上したと感じました。フィルタ機能などはAPIでも提供されています。スクエアやフィルタが追加になったことにより、今後ユーザーがデフォルトのカメラアプリを利用することも多くなると思います。カメラアプリを開発する場合は、最低限デフォルトのカメラ機能と差別化を図る必要がありそうです。