[iOS 7] まったく新しい機能「写真」

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はじめに

iOS 7では写真が大幅に変更されています。AppleのiOS 7のサイトにも以下のように書かれています。

思い出をたどるのがこれまでより速く、簡単になり、しかも一段と楽しくスクロールできるようになりました。 時間と場所をもとにあなたの写真とビデオを賢くまとめる、「コレクション」「モーメント」「年別」といった 新しいグルーピング機能も加わりました。「年別」をタップすると、あなたのすべての写真とビデオがスクリーン いっぱいに並びます。それぞれの年の中では、例えば「ハワイ」といった「コレクション」で整理されます。 さらにそれぞれのコレクションの中では、いろいろな場所で撮った写真やビデオが「モーメント」で整理されます。 だから、いつどこで撮った写真でも、あっという間に見つけられるでしょう。

iOS7の写真

モーメント

モーメントは撮影場所、撮影日で写真がカテゴライズされて表示されます。サムネイルは、横4枚で表示されます。また、その単位で共有することができます。

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コレクション

モーメントからコレクションを船t無くすると、撮影場所と撮影期間で写真がカテゴライズされ表示されます。サムネイルは横10枚で表示されます。

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年別

年別を選択すると、各年代で撮影した写真がまとめて表示されます。サムネイルは横32枚で表示されます。これを利用してアート作品を作るiPhoneユーザーも増えそうですね。

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iOS 6との比較

モーメントやコレクションといった新機能が追加されたことにより、iOS 6からも大きく変わっています。以下はiOS 6とiOS 7の写真の画面遷移になります。

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iOS 6ではフォトストリームに自分のストリームと共有のストリームがまとまっていましたが、iOS 7からは共有ストリームと自分のフォトストリームがそれぞれ分かれました。 また、撮影地についてはモーメント、コレクション、年別からアクセスできるようになり、それぞれでカテゴライズされている写真が閲覧できるようになっています。

まとめ

iOS7のカメラは、iOS6までは撮影モードのメニューが散らばっていましたが、スクエアが追加され集約されたり、撮影するのに必要な情報のみをカメラ画面に表示したりとUIにかなり変化が加わり、UXが向上したと感じました。フィルタ機能などはAPIでも提供されています。スクエアやフィルタが追加になったことにより、今後ユーザーがデフォルトのカメラアプリを利用することも多くなると思います。カメラアプリを開発する場合は、最低限デフォルトのカメラ機能と差別化を図る必要がありそうです。