AIR 3 Beta 2 : Captive Runtime Support
AIRランタイムを同梱機能
今までのAIRアプリケーションは、別途AIRランタイムをインストールする必要がありました。
AIR 3のCaptive Runtime 機能を使うことによって、AIRアプリケーションにAIRランタイムを同梱することができるようになります。
1. Flex SDK 4.5.1 に AIR 3.0 Beta 2をインストール
AIR 3.0 Beta 2を http://labs.adobe.com/downloads/air3.html からダウンロードします。
インストール先を下記とします。
C:\Program Files\Adobe\Adobe Flash Builder 4.5\sdks\4.5.1_AIR3
2. FlexプロジェクトでAIRアプリ作成
Flash Builder を使用してAIRアプリを作成します。
3. ADTを使ってAIRランタイムを同梱してパッケージング
通常は、.airファイルが作成されますが、下記のADTコマンドを使うとアプリケーションフォルダが生成されます。
AIRランタイムを同梱するためのオプション
-target bundle {アプリケーションフォルダ名}
今回は、CaptiveRuntimeTestAppという名前のアプリケーションフォルダになります。
"C:\Program Files\Adobe\Adobe Flash Builder 4.5\sdks\4.5.1_AIR30\bin\adt" -package -storetype pkcs12 -keystore test.p12 -target bundle CaptiveRuntimeTestApp bin-debug\CaptiveRuntimeTest-app.xml -C bin-debug CaptiveRuntimeTest.swf
※一行で実行してください。
4. アプリケーションフォルダの構造
-[Application Root]
--Adobe AIR/
--META-INF/
--[Application.exe]
--[Application.swf]
--mimetype
Adobe AIRフォルダの中にAIRランタイムが同梱されていることが確認できました。