[Android] 位置情報をデバッグする

2016.03.16

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背景

アプリで Google Maps Android API を使っていると位置情報のデバッグ(偽の位置情報を端末に送る)をする必要が出てくることがあると思います。ただわざわざ外出して外まで行ってデバッグしたくないですよね。寒い日だったり、雨の日だったら尚更ですね。

なので屋内で位置情報を使った箇所のデバッグをする方法を紹介します。

Genymotion

Genymotionにデフォルトで位置情報を設定できるボタンがあり、押すと右側の画像のようになります。

スクリーンショット 2016-03-16 17.53.53 スクリーンショット 2016-03-16 17.54.45

各入力欄の項目は以下の通りです。

  • Latitude 緯度
  • Longitude 経度
  • Altitude 高度
  • Accuracy 確度
  • Bearing 方位

MAPボタンを押すと地図が表示されクリックした場所の緯度経度を取得してくれます。

DDMS

Android Studioのデフォルトのエミュレータを起動してDDMSを使い位置情報をデバッグすることが出来ます。

スクリーンショット 2016-03-16 18.34.08

DDMSを起動して上部中央にあるDDMSタブを選択します。

スクリーンショット 2016-03-16 19.11.24

左上のDevicesタブでエミュレータを選択して、右上のEmulator Controlを選択するとLocation Controlsという箇所が現れます。 そこに

  • Latitude 緯度
  • Longitude 経度

を入力してSendボタンを押すとエミュレータの位置情報が更新されます。

スクリーンショット 2016-03-16 19.03.43

無事に現在地を新宿と認識しました。