CacooがflashからHTMLに完全移行しました!
森永です。
AWSの構成図を作る時にめちゃくちゃお世話になっているCacooがflashからHTML5に移行しました!
Cacoo、FlashからHTML5に完全移行が完了。より快適な作図が可能に-将来的な機能拡張も視野- | ヌーラボ
変更点
flashからHTML5になるうえで機能的な変更はないようです。
非機能の面で以下の改善があった模様です。以下引用。
- Flash 版よりも素早く起動し、少ないメモリで動作する。
- Flash 版に比べ、大きな画面や複雑な図でも快適に操作できる。
- Flash 版よりもセキュリティに対する不安が少なくなる。
その他、Cacoo忍者との連携ができなくなりました。
Cacoo忍者ではflashでは出来ない以下の機能を実現していました。
- スクリーンショットを撮る
- クリップボードから画像を挿入する
- PNG画像としてシートの内容をクリップボードにコピーする
- フォントスタイルを崩さずにPDF出力する
HTML5版ではCacoo忍者を使用せずに上記の機能を実現しています。
インストールしていた人はアンインストールしてしまいましょう。
また、将来的に、「図の内容を操作するAPIの提供」「オフラインでの操作対応」なども対応予定とのことです。
オフライン対応は熱いですね!
対応バージョン
古いブラウザの場合対応していない可能性があります。
- Windows
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
- Microsoft Edge (Creators Update以降)
- Mac
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
- Safari (バージョン10.1以降)
試してみる
早速試してみます。
新しい図を作成してみると、1秒ほどですぐに編集画面に遷移しました。
最初にテンプレート一覧を表示するようになったようです。
編集をしてみましたがサクサク動きます。
コピペ、右クリック操作、図形選択、一括削除のどれもストレスなく実行できます。
コンピュータ上の画像をコピーしてCacoo上にペーストするのもネイティブアプリと同じ感覚で可能です。
AWS Simple Icons v16.2.22 について
「AWS Simple Icons v16.2.22」を使用していた人は注意が必要です。
以前は「購入済みステンシル」というディレクトリがあったのですが、今回のアップデートでなくなっています。
「AWS Simple Icons v16.2.22」は「ウェブ」ディレクトリ配下に移動されていますのでご注意下さい。
「クラウドアーキテクチャ」配下にAWSのアイコンは用意されているのですが、こちらはアイコンのみで文字がないため個人的には「AWS Simple Icons v16.2.22」をよく使っています。
最後に
動作がサクサクになってメモリ消費も減って非常に使いやすくなりました。構成図書きまくりましょう!!