Windows 環境でMiddlemanを動かす

2014.05.01

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はじめに

弊社ブログの中でMiddlemanがWindowsで動かないといった記載があったので、 その検証と対応を行ったといった内容になります。

結果としては以下の方法で動かすことが可能でした。

  • JRubyを用いてmiddlemanを動かす。
  • Rubyにdevkitを入れ、Middlemanを動かす。

手順

JRubyを用いてMiddlemanを動かす。

JRubyをインストールする。

最新のJRuby(1.7.12)のWindows向けのインストーラーがあるので、下記のリンクよりダウンロードします。

JRuby.org

なお、動作にはJREが必要なため、別途インストールするもしくは JRE付きのインストーラーを用いて インストールする必要があります。

Middlemanをインストールします。

以降の手順については、 Middleman導入の記事を参照に進めていくことで可能です。

Rubyにdevkitを入れ、Middlemanを動かす。

rubyをインストールします。

さまざまなrubyがインターネット上にありますが Devkitのインストールの都合上、 RubyInstaller for WindowsにあるRubyを用います。

RubyInstaller for Windows

Rubyをインストールします。その際、Rubyを配置するディレクトリにスペースを含まないように注意します。

インストールしたbinディレクトリに対してPathを通します。 なお、上記はインストーラーを用いることで自動に行うことができます。

Devkit(Development Kit)をインストールします。

使用するRubyと対応するDevkitをインストールします。 Devkitのインストール方法に関してはいろんなところに 記載されている例を参照してください。

手順の概要としては以下のとおりです。

  1. devkitを展開したフォルダ移動し、ruby dk.rb initを実行する。
  2. devkitを展開したフォルダに作られたconfig.yml にインストールしたrubyのパスを記載する。
  3. ruby dk.rb installを実行する。

Middlemanをインストールします。

以降の手順については、 Middleman導入の記事を参照に進めていくことで可能です。

まとめ

Rubyといえば、Ruby on Railsといった印象が強いですが、 それ以外にも今回紹介したMiddlemanやCompass等Web開発を支援する様々なツールが存在します。

それらのツールをWindows環境で動かす際に、動かないから仮想マシンを立ち上げてとやる前に、 この記事に記載された内容を試していただければと思います。