ブログで飯が食えなかったのでアプリ始めました。
インタビュー
クラスメソッドと言えば、社員全員でブログを投稿しまくるブログ会社という印象があったかと思います。しかし、現在はブログからアプリへと変わってきています。最近の取り組みについて、会長のあかりと副会長のかりんにインタビューをしましてお届け致します。
「ブログでメシが食えるか?」
──現在、取り組んでいるブログからアプリへの変遷のきっかけを教えてください
あかり「ちょうど1年前ぐらいです。10期目を迎えようとするクラスメソッドにおいて、以前からの課題であった「ブログでメシが食えるか?」という問に対して、私たちはある程度の勝算を持っていました。そして、実際にブログ専門の事業を子会社化し、ひたすらブログを書きまくっていました。しかし、肝心のマネタイズについては考えていませんでした。」
かりん「社内でいろいろ話し合った結果、ブログからアプリにピボットしようという話になりました。」
ブログからアプリへのピボットについて熱く語る横田あかり氏
あかり「これまで、ブログを中心としたコンテンツマーケティングは、ソーシャルメディアと連携しつつも、結局は一方通行なスタイルの情報発信にとどまっていました。ユーザーにアクションを喚起しづらかったわけですね。しかしアプリは操作をするわけですから、当然、インタラクティブでアクショナブル、そしてアフォーダブルなわけです。このアクティビティの連続の中にサステイナブルなマネタイズに繋がるファクターを仕込むわけです。ユーザーがアプリからバリューを得る過程において、私たちにはレジリエントのオポチュニティが発生します。」
子供のように柔らかい頭でアプリ構築のノウハウを短期間でゲット!
あかり「アプリについては経験が少なかったので、ほぼ一から習得しました。その時はとても良い参考書に巡り会えたので、社員全員で熟読しました。」
あかり「そうです。おかげで短い開発期間だったにも関わらず9本のアプリを作って公開することができました。」
かりん「近年稀に見る良書だと思います!」
「iOSアプリエンジニア養成読本」を片手に開発を続ける開発者たち
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「成功事例もたくさんできた」
──AWSを使ったお仕事についてお聞かせください。
あかり「iOSだけでなく、AWSにも注力したことが良い結果につながりました。もはや、AWSなしでITシステムを構築することは想像ができません。AWSに関しては大きなビジョンをもって取り組みました。」
──ビッグデータの事例ですね。
あかり「そうです。世界中の子供たちの行動をトラッキングし、食べたいお菓子が食べたいタイミングで提供されるサービスを構築しました。Amazon Kinesis を始めとして、DynamoDB、SQS、S3 を使ったリアルタイム分析です。」
かりん「iBeacon も連携しています」
あかり「詳細については構成図をご覧ください。モダナイズされた Immutable Infrastructure になっていますよ。」
Amazon Kinesis を使ったビッグデータソリューションの構成図(これはあくまで仮の構成図です)
「プログラミングを学んでいれば、生涯仕事に困らないことが保証される」
──ブログからアプリへの施策は成功しました。これからはどうするのでしょうか?
あかり「私たちはまだ若いのですからITの世界に閉じないでいろいろな可能性にチャレンジしたいと思いました。開発者の中には、サッカー選手になりたい者もいれば、ケーキ屋さんになりたい者もいます。特に若い人達にはYoutuberも人気があるようですね。そこで私たちは、それぞれのなりたいものを目指すため、事業をバイアウトすることにしました。」
あかり「キャリアパスが人それぞれであったとしても、プログラミングの学習は続けて行こうと考えています。何故なら、プログラミングを学んでいれば、生涯仕事に困らないことが保証されますからね。」
「親(の)会社を買収」
あかり「バイアウトして得たキャッシュの使い道についてですが、手始めに親(の)会社であるクラスメソッドに出資します。今まで先行投資だと言われ続けて来ましたので。」
──反抗期ですか?
あかり・かりん「違います!」
あかり「彼らが10年続けてきたことには敬意を表しますが、それでもまだまだ子供なところがありファンダメンタルが疎かです。私たちが投資家として彼らを指導することで、もっとパワフルにグロースハッキングができると思いますし、顧客に対してもっとバリューを提供できると思います。」
かりん「そのためには、この記事を読んでいるみなさんにお願いがあります。クラスメソッドのメンバーは良いところもありますが、まだまだ足りないところがたくさんあります。そんな彼らにコミットし一緒に仕事をすることでWin-Winになりたい、という方は「採用情報」からエントリーをしてください。みなさんの応募をお待ちしております。」
まとめ
インタビューは以上となります。いかがでしたでしょうか? ブログからアプリへのピボットを通じて、継続的な成長を続けるクラスメソッドとその子どもたちに今後もご期待ください!尚、インタビュー中紹介されたアプリは、本当に使える/遊べるアプリですので、是非お楽しみください。
参考情報
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