[小ネタ].RDataファイルを読み込みしてCSVへ変換する

Rで作成されたRData形式のファイルを読み込んでCSVファイルへ変換しました
2022.04.30

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はじめに

最近「現場ですぐ使える時系列データ分析」を読むにあたってRで記載されているサンプルコードをPythonで写経していたのでその時に調べたことのメモです。

この書籍で参照しているデータは公開されていて読者はダウンロードして使用することができるのですが.RDataファイル形式のためそのままではPandasから読むことができません。今回はRDataファイルを読み込んでCSVファイルに書き出してみました。

.RDataファイルの読み込み

ファイルの読み込みとそこに定義されている変数の確認は以下のコードで行えます。

load('./.Rdata')
ls()

で、これをCSVファイルに書き出します。

CSVファイルへの書き出し

書き出し先を指定してCSVファイルを出力します。Pandasで読むときのためにヘッダーを含めておきます。

write.csv(price4, file = "/data/workspace_files/price4.csv", row.names = TRUE)

おまけ: Dataloreのworkspace files

今回は写経コードの実行環境としてJetbrains dataloreを使っているのですが、複数のノートブックから同じファイルを参照するときにはWorkspace filesを使うと便利でした。上記のファイルの書き出し先はworkspace filesのマウントポイントです。