チーム開発で感じた大事にしたい要素8つ
はじめに
普段はスマホアプリのチーム開発をメインでやってます。正直昔はチーム開発とかいう言葉自体好きじゃなかった‥はずの中2です(今は好きですよ)。そんな僕ですが、チーム開発でこれ大事にしないと回ないよな、と思った事を紹介します。今回はチーム開発を助けるツールの話しではなく、ふわっとした話しです。
大事にしたい要素8つ
1.現実を受け入れる
- 例えば期限に間に合わない → 頑張れば少しはマシになるはず。
- 少しマシになるかもしれないけど、遅れる可能性があるなら先にアラートを上げてる。特に開発者やステークホルダーが多い場合に自分(達)だけが頑張って解決する問題じゃなくなる。各ステークホルダーに予め連絡してその場合の準備をしてもらう必要がある。現実を見て落下地点を計測する。
2.情報はできるかぎり公開する ≒ 開かれたコミュニケーション
- 現実を受け入れるとも関連。良い悪いにかかわらずこまめに情報を公開していれば、助けられる事もある、間違ってたら指摘される、アドバイス得られる。
- 裏で何かやってるぽい、は不信感しか生まれない。
- 驚き最小の原則
3.計画を立てる
- 計画通りに行かなくてもよい。出口の光が見える/見えないがある程度判断できる。
- 計画は精神安定剤。
- 計画段階でやばそうなら打つ手を予め考えられる。やらないという選択もできる。
- 計画は精神安定剤。
4.話しを聞く/受け入れる
- チームメンバーにも、ステークホルダーにも。
- 一旦受け入れた上で、自分の想いを伝える。
- 人間同士の営みなので、受け入れない人は受け入れられない。
- 一旦受け入れた上で、自分の想いを伝える。
5.決める
- 決めないと次に進めない。
- 間違ってたのがわかれば起動修正すればよい。(手遅れにならないうちに)
6.問題をチャンスにする
- 問題が出た時こそチーム力を高めるチャンス。ただし、炎上チームビルディングは用法・用量を守ること。癖になってはいけない。(はいっ)
7.信頼する/任せる
- チームが自律して動くように。誰もがプロダクトに関心を持てば自然にそうなるはず。時にゴールキーパーがゴールを決めるような垣根を超えた動きも必要。
8.結局誰を満足させるのか
- 使う人々が満足して喜んで使ってくれるのがエンジニアリングの醍醐味。
- 但し、限られたリソース(人・物・お金・時間)の中で、というゲーム。
- 本当は巡り巡って自分等のチーム -> 自分が満足するのがが最終到達点。そのためには実際に使うユーザーだったり、受託開発ならお客様に満足してもらう事は必然なんだと感じる。
まとめ
開発に限ったことではなく、例えば忘年会の運営とかチームで何かを成し遂げるにはどれも必要な要素だと思います。その上に開発プロセスとかツールが補完するように乗っかって日々の”チーム開発”が行われてるはずです。 アプリやシステム、Webサイトなどモノとしては完全にデジタルな世界ですが、結局は人々を結びつけたり、開発に関わるメンバーやお客様も含めて喜びや満足感を得るっていうゲームの世界に居るんだよ!って事を忘れないようにしたいものです。