主催が振り返る今年一年のAKIBA.swift #akibaswift

2016.12.21

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はじめに

おばんです、弊社の営業日も残り二日となり、冬休みが近くなってテンション上がってきた田中です。フゥー!!!

今回はAKIBA.swiftの一年を振り返る記事になります!

AKIBA.swiftとは

クラスメソッド株式会社が主催する、プログラミング言語 Swift とその周辺技術の勉強会です。

発展を続ける Swift とその周辺技術の動向を追い、初心者/上級者/老若男女を問わず、情報交換の場として機能することを目的としています。

趣味/仕事で Swift に触れている方 Swiftを用いたiOS開発に携わっている方 これから Swift の勉強をはじめるという方 なんかSwiftが好きだという方 などなど大歓迎です!

という勉強会です!

発足の流れ

僕がクラスメソッドに入社する前から初代主催の田宮宙比己さんがSwiftの勉強会をやりたかったという経緯があったようです。僕ももともとSwift合宿を開催したりSwift勉強会を仙台で開催したりしてたこともあり、東京に来ても勉強会を開催するつもりだったのでクラスメソッド入社早々、田宮さん、田中コーメイさん、僕とという三人を主メンバーとして開催の流れになりました。

主メンバー

初代主催の田宮宙比己さん

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田中コーメイさん

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田中賢治

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これまでの開催を振り返る

回数と周期

日時(曜日)
第一回 4月26日(火)
第二回 5月30日(火)
第三回 6月24日(金)
第四回 7月26日(火)
コラボ 8月29日(月)
第五回 9月27日(火)
第六回 10月25日(火)
第七回 11月29日(火)
忘年会 12月20日(火)

毎月開催の周期で今年は全9回開催でした。

だいたい月の最終週の火曜が多いですね。AKIBA.swiftの開催スケジュールは夏休みの宿題を一番最後の方にやる方式が取られています。運営がギリギリを攻めすぎるタイプなのがAKIBA.swiftの特色かもしれません。

運営スタッフ

二代目主催とは名ばかりです。AKIBA.swiftが継続開催できたのはひとえに!支えてくださったスタッフの方々、社員の方々、バックアップしてくれた会社、そして参加者様の方々のおかげです!ありがとうございました!

来年はもっとスタッフを増やし、さらに規模を大きくしていくかも!?

開催テーマ(サブタイトル)

connpassのサブタイトルから。

テーマ(サブタイトル)
第一回 try! Swift 振り返り勉強会
第二回 SwiftとObjective-Cとの文法比較
第三回 WWDC 2016 情報共有会
第四回 Swift LT大会!
コラボ スペシャルコラボ!!
第五回 フリートーーク!!
第六回 fastlaneハンズオン
第七回 フリートーーク!!
忘年会 前日に告知する勉強会、それがAKIBA.swift

テーマは主に運営の独断と偏見、それと最近はiOS/Swiftコミュニティでお会いする方々の意見を取り入れながら決めています。「こんなテーマでやりたい!」とか「こういう技術の布教活動をしたい!」などある方は運営スタッフに言っていただければ取り入れるかもしれません。コラボのお誘いもお待ちしております!

セッションタイトルと登壇者

セッションタイトル 登壇者
try! Swiftを振り返る 岸川 克己さん
Blending Culture in Twitter Client 田中 賢治(ktanaka117)
SWIFT IN THE CLOUD Caesar Wirthさん
Swiftの型システム 平川 剛一さん
Enumはデキる子 ~case .Success(let value):~ 田中 孝明さん
Objective-C のキャストと Swift の型変換を比べてみる 熊谷 友宏(es_kumagai)さん
WWDC16のLabで既存プロジェクトをXcode 8対応する方法を聞いてきました 植岡 和哉(fromkk)さん
WWDC 2016 Personal Recollection 岩井 雅幸さん
(セッションタイトルが見当たりませんでした、すみません!) 市川 仁さん
(セッションタイトルが見当たりませんでした、すみません!) 平屋 真吾さん
RxSwiftを使用したアプリケーション説明 Daisuke Nagataさん
Swiftをキメると気持ちいい! 田中 孝明さん
iOS×BLEで苦しまないために Kohei Tabataさん
初めての自作ライブラリを案件に導入して脳汁ブシャーした話 田中 賢治(ktanaka117)
Swift始めて3ヶ月の時に作ったライブラリがGithubのスター1000越えた話 szk-atmosphere(marty-suzuki)さん
Swift英語塾 田宮 宙比己さん
UIライブラリを作ったので紹介 廣瀬 雄大さん
UITableViewとのSwiftyな付き合い方を考えてみる takasekさん
チーム開発にSwiftLintを導入してみた ・詳細版 ikamooonさん
進化を続けるSwift/iOSに追随し続けるために Kohei Tabataさん
Swiftで便利なライブラリやUIパーツに工夫を凝らしてUIを彩るサンプル例(ライブラリ選定とベース作成) 酒井 文也(fumiyasac)さん
LLDB の世界からみた Swift dealforestさん
Objective-Cのプロジェクトをリニューアルを機にSwift移行し始めた話 marty-suzuki(szk-atmosphere)さん
Swift 3 を書くときに知っておきたい API デザインガイドライン 熊谷 友宏(es_kumagai)さん
CAshapeLayerの塗りつぶしルールでちょっとリッチな描画をしよう 田中 賢治(ktanaka117)
More Server Side? Swift 田中 孝明さん
Server Side Swift, Vapor を触ってみた Yutaka Tajikaさん
watchOS 開発ことはじめ ketanchoさん
ContainerViewとStoryboardとSwift3.0の交響曲(シンフォニー) 酒井 文也(fumiyasac)さん
fastlaneで快適な開発ライフを Kohei Tabataさん
fastlane x iOSアプリのCI tarappoさん
Touch to Touch Bar 田中 孝明さん
1年前に作った物と同じ目的のライブラリをまたSwift 3で作ってみた 植岡 和哉(fromkk)さん
Swift Library - Pencil naruさん
ぼくがかんがえたさいきょうのクリーンアーキテクチャ部分適応 田中 賢治(ktanaka117)
それをEnumるなんて とんでもない! takasekさん
まだ Storyboard で消耗しているの? loveeさん
Swift Package Manager入門 Shohei Ohnoさん

合計で38個の発表がされました!

中には複数回登壇していただいた方もいらっしゃいました。振り返ってみるとひとくちにSwiftといえど、言語仕様、書き方、設計、サーバーサイド、iOSとそのエコシステム、ライブラリだったりと様々なジャンルの良いお話をいただけました。

今後とも登壇者募集していきます。発表練習くらいの軽い気持ちでも構いません、「最近こういうことやってるんだけど、どう思う?」みたいにざっくりライトに発表していただいても構いませんので、お気軽に手をあげてみてください。

累計参加人数

だいたい260人!!

この数値の求め方: (connpassの参加人数の合計 + ClassMethod参加者の合計) * 0.8

0.8をかけているのは正確な値を把握していないからです...! connpass登録から参加なさらない方がだいたい2割、とみて0.8という数字を設定しています。

累計キャンセル数

242人!!

この数値の求め方: connpassのキャンセル人数の合計


なぜこの数値を出したかというと、ドタキャンでないキャンセルをわざわざしていただけることが運営としてとてもありがたいことだからです。

「東京の勉強会は申込数から実際に人がくるのは7割、8割くらい」という説がありますが、水物だったりします。「いっぱい申し込みがある!人が来てくれる!」と思ったらそうでもなかったり、「それを見越して参加枠は大きめに取ろう!」と思うと会場の準備が大変だったりなどなど...。

この課題はきっと多くの勉強会やコミュニティに共通した課題なのではないか、という想いから数値を出してみました。

  • どうにも体調がすぐれない
  • 参加しようと思ってたけど気分が変わった
  • もっと大事な用事ができた
  • お仕事が...、お仕事が終わらんのじゃ...!

などなど、全然お気になさらないでください!来れなくなった方はぜひ早めのキャンセルを!

AKIBA.swiftはありがたいことに、しっかりとキャンセル処理をしてくれる人が多かったように感じています。おかげで再度告知を打ったり、参加登録が多めなので枠を増やしたりなどの調整がスムーズに行えました!ありがとうございます!

Slackもあるよ

開催のお知らせを最速で流したり

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技術に関する質問などがあったり

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こんな会話が繰り広げられているとても楽しいところです。

スクリーンショット_2016-10-25_10_38_42_のコピー


AKIBA.swiftのSlackに入りたい方がいらっしゃいましたら、僕にメールアドレスと入りたい旨を伝えていただけたら招待を飛ばします。お気軽にご相談ください。

来年の抱負

  • AKIBA.swiftの説明をシンプルにしたい。三行で言えるくらいに
  • おそらく界隈で一番目的がふわっとしていると思うので、ふわっと感を逆手にとってより気軽に参加してもらえるようにしてきたい
  • コラボ開催を増やしたい。AKIBA.swiftだけど出張しますのでぜひお声がけください!来ていただいてもオッケーです!
  • AKIBA要素をもっと増やしたい!

最後に

重ね重ねにはなりますが、今年一年続けてこられたのは参加いただいた皆様、支えてくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました!

来年もより一層楽しい会にしていきますので、今後ともよろしくお願いします!(`・ω・´)キリッ

参考・関連