[アップデート]Amazon EC2 Auto Scalingで、スケーリングポリシーの有効/無効が設定できるようになりました!

Amazon EC2 Auto Scalingで、スケーリングポリシーの有効/無効が設定できるようになったので、実際にやってみました!
2020.02.20

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大阪オフィスのYui(@MayForBlue)です。

Amazon EC2 Auto Scalingで、スケーリングポリシーの有効/無効が設定できるようになったので、実際にやってみました!

目次

スケーリングポリシーの有効化、無効化とは

これまではスケーリングポリシーを一時的に無効化したい場合、そのポリシーを一旦削除、再作成する必要がありました。 今回のアップデートで、削除ではなく、無効化の設定をすることで、再度使用する可能性のあるポリシーを削除する必要がなくなりました。

公式ドキュメント Amazon EC2 Auto Scaling Now Supports Enabling and Disabling Scaling Policies

実際にやってみた

マネジメントコンソールのEC2のダッシュボードからAuto Scalingグループの画面に移動します。 画面上部に「Go to the new console」というリンクがあるので、クリックすると新しいコンソール画面に切り替えることができます。

対象のAuto Scalingグループの名前をクリックして、詳細画面に移動します。

「Automatic scaling」のタブをクリックします。

スケーリングポリシーが一覧で表示されるので、対象のスケーリングポリシーにチェックを入れて、「アクション」をクリックします。

Enable/Disableが選択できるようになっています。デフォルトでは有効化されているので、「Disable」をクリックしました。

スケーリンググループの設定が「無効」になり、アクションで「Enable」が選択できることが確認できました。

とても簡単にスケーリングポリシーの有効/無効を設定することができました!

注意事項があり、進行中のスケーリングアクティビティは無効化されないこと、無効化されたスケーリングポリシーもAuto Scalingグループに追加できるスケーリングポリシーの数に引き続きカウントされるようです。

最後に

一時的にスケーリングを停止したい場合に毎回削除/再作成しなくてもよくなったので、嬉しいアップデートですね! この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。

以上、大阪オフィスのYui(@MayForBlue)でした(`・ω・´)

参考リンク

Amazon EC2 Auto Scaling Now Supports Enabling and Disabling Scaling Policies

Disabling a Scaling Policy for an Auto Scaling Group