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フリーランスからCX事業本部にジョインした高柳(gaoryu)です。

フリーランスから入社を選択した理由。自分がやりたいことを企業の中で発揮するという選択肢を見つけた話。
2021.01.04

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初めまして2021年1月にクラスメソッド株式会社に入社となりました高柳です。

タイトルにあるIDgaoryu」というのは、私の名前「高柳」の中国語読みが「gaoliu」といいまして、そこからもじってつけたIDです。

これまでの経緯

前職はフリーランスで企業の外から研修内製化支援を行ってきました。主にはエンジニアの成長、チームの成長を支援するための研修設計と実施、そして内製にむけた講師の育成、内製化制度の構築です。また企業の顧問ファシリテーターとしても活動させていただいていたので、チームの定例会からふりかえりや役員陣の経営会議、事業計画づくりのワークショップを請け負っていました。

フリーランスから働き方の変化として「入社」を選んだ理由

フリーランスで働いている時に「起業」はもちろん考えていました。実際に「自分の強み」を軸に事業化を検討して、やりたいこと、自分のビジョンを考えもしました。ではなぜここで「入社」という働き方を選択したのか。それは事業を検討していく中で、自分がやりたいことは「自分一人でこの分野を確立することではなく、自分の価値を多くの人に届けたい」ことだと分かったからです。自分がやりたいこと、できることを「企業の外から提供する」というアプローチから「企業の内に提供する」ということが、今のクラスメソッドでも必要とされていることと一致したのが理由です。

状況から選択してきた働き方

そもそも私がフリーランスになったのは、企業に属することが嫌になったとか、自分の力だけで何かを成し遂げたい!というような想いではなく、ある部分では「企業の意向」とそこから出て一人で仕事ができるか試してみたいという「自分へのチャレンジ」が合致した結果でした。つまり一人でビジネスとして成功するために独立したのではなく、自分戦略として自分の力を試すことを選択しただけです。ありがたいことにコロナ禍という中でもオンラインでの新人研修を半年近く担当できたことや、オンラインツールをどんどん試す場を作っていけたことで、仕事をする場所も広がっていきました。その結果、一人で行なっていくのにリソースが不足してきたというのも理由の一つには上がりますが、ではそこからスケールしていくために事業化するプロセスをやりたいかというと、「事業化」自体をがんばりたいというところはありませんでした。

入社はフリーランスにとっては働き方のピボットの一つ

企業に属することが入社であり、企業に属さないで働くことがフリーランスという風に働き方の分別をしてもあまり意味はなく、自分が何をやりたいのかを考えれば、入社もフリーランスも一つの方法でしかないと思えるようになりました。もちろん、やりたいことが企業の中でできるものなのかどうかはありますが、クラスメソッドという企業の働き方の中では選択肢の一つとして受け入れてくれました。2015年5月から2020年12月までの間、「フリーランス」という働き方が私にとってはメインでしたが、この時期の中でもフリーランスでの仕事を行いながら契約社員という形態で企業の現場に近いところに入り、仕事をしていたこともあります。働き方が多様になった今では、入社は自分自身のビジネスとしてのピボットの一つだと感じたのでした。もちろんクラスメソッド以外も採用面接はタイミングとオファーによって受けてきましたが、やりたいことが一つの業務として成り立つかが採用時の焦点になり、成り立たないという判断で見送りになることがありました。何かを専任させるということ自体が企業の中では決めづらいことなのかもしれません。

企業とコラボレーションする方法の一つが入社という形でもある

フリーランスで自分として働いてきて、自分で企画して、自分で営業して、自分で仕事を終わらせて、ビジネスとして自分がどうしていくのが良いのかを考えた経験は、私にとって大事な経験だったと思います。その経験があったからこそ、今回クラスメソッドに入社することができたと思います。個人としてのビジネスを考えて、企業とコラボレーションする。その形が入社であり、入社したからこそ、自分の全部を使って企業に向き合えるし、企業の力も使って自分を進めることができる。帰属意識と雇われる感覚が強かった以前の自分とは違う感じで働いていけそうです。

フリーランスで自分のやりたいことを見直してきた人にはクラスメソッドで力を発揮するという選択肢もあるとお伝えしたいので、よかったら相談してください。