Tableau Conference 2015 at Las Vegas [基調講演レポート] Keynote: Christian Chabot and Chris Stolte #data15

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ラスベガスからこんにちは!しんやです。

現在参加しているカンファレンスイベント『Tableau Conference 2015』は現地時間で現在2015年10月22日の16時前、明日のトレーニング系のセッションを残してほぼ終了という形を迎えました。

本日の最後に行われた(別の)Keynoteでは早くも『次』の予定が発表されました。『Tableau Conference 2016』は2016/11/07(月)〜2015/11/11(金)、米国テキサス州オースティンにて開催されるようです。

テキサス州はこの辺です。ちなみに私個人のテキサス州の知識はテリーマンの出身地という事位しか知りません..(しろめ

さて、2015年のKeynote1発目、創業者兼CTOのChristian Chabotが登壇するKeynoteが2015年10月20日(火)に行われました。当エントリではその内容についてレポートして行きたいと思います。

もくじ

 

Keynote開演: Christian Chabot登場

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基調講演の会場はMGM Grand: Grand Garden Arena。記憶にも新しい『メイウェザー vs パッキャオ』の世紀の一線が行われた会場でもあります。

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開始前の時間には、ソーシャルで投稿された内容が様々な形で展示・公開されていました。

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時間になり、いよいよ始まりました!Co-Founder & CEOのChristian Chabotの登場です。

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見通しの良い席でしたがそこそこ距離もありましたので、リアル本人の姿は小さくしか見えませんでした(ちょうどカメラに隠れる形になってしまってました...)

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今回のカンファレンスは前回までの記録を更新し、10000人以上の参加者となりました!

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トークもそこそこに、活用事例の紹介動画が幾つか流れます。

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そしてお待ちかね、Tableauの今後の機能追加に関する発表の時間がやって来ました!今回は開発者自身が発表を行ない、合間をChris Stolteが司会進行する形で進められました。以降、テーマ毎にその内容をご紹介して行きたいと思います。

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新機能紹介 - Data/データ

1人目の開発者、Roger Hauが紹介するのは『データ』に関する機能。

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Data Interpreter: Frame Finder

Tableau 9.0から追加されたこちらの機能についての改善が為されました。

Data Wranging

日付型、タイムスタンプ型の項目に変換を行いたい場合、データウインドウのヘッダ部メニューから形を指定する事でデータを所定の型に変換してくれるようになります。

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Union

データのUnion(統合)が出来るようになります。例えば、複数のファイルが指定のフォルダに入っている場合、ワイルドカード指定をする事で中身のデータを一括して扱う...なんて事も出来るようになります。

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Cross Database Join

データウインドウ上で、異なるデータベースのテーブル同士を結合させる事が出来るようになります。

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新機能紹介 - Visualization/可視化

2人目の開発者、Amy Forstormは『可視化』に関する機能の紹介を行いました。

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Total Control

テキスト表形式などのヒートマップの部分で『合計/総計』部分を対象に含める事が出来ます。嬉しい機能ですがだいぶ地味です...(しろめ

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Data Highligher

条件に指定したデータ内容をハイライト表示してくれるようになります。これも地味といえば地味w

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Global Post Codes

小振りなものが続いたのでちょっと不安になりましたが、これには『おっ?!』となりました。米国など限られた地域しか対応していなかった『郵便番号』の対応国が大幅に拡大されました。およそ40カ国以上が対応となり、

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日本も御覧の様に対応されるようになりました!

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Custom Territories

可視化周りは地図ネタが続きます。次のCustom Territoriesは任意のポリゴンエリアをマージする事が出来るというもの。データ項目に於けるグルーピングのようなものですね。この様なデータを、

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選択&所定の操作をする事で1つのポリゴンデータにまとめる事ができます。

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以降は普通のポリゴンデータ/エリア情報として扱う事が出来るようになります。

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Spatial Data

今後の機能追加では、新しいデータフォーマットとして『シェープファイル』も扱う事が可能となります!これまでのバージョンでは一旦これらのファイルをポリゴンデータとして変換しなければいけなかったので、この手順が効率化出来るのは嬉しい限りですね。

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Mapbox Integration

次も興味深いネタです。オリジナルな地図を作成出来るサービス『Mapbox』との統合です。MapBoxについては以下のリンク等をご参照ください。

地図のオプションで以下の様に設定が出来るようになり、

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この様な形で、既存の地図では出来なかった自由な表現が可能となります。この辺りは機能がリリースされたら色々と触って/カスタマイズしてみたいところですね!

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Viz within a Viz!

こちらも発表時には大きな歓声が挙がっていました。ツールチップに表示する内容の中に、文字情報だけでなく、他のシートの要素も表示させる事が可能になりました。これによりViz(Tableauのビュー)の中で、別のVizを表示する事が可能となり、表現の幅が広がります。

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新機能紹介 - Analytics/分析

3人目の開発者、Christine Chanbersは『分析』に関する機能の紹介。

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Outlier Detection

所定の内容に関する『外れ値』を検知し、その内容をセットに作成する事が可能になります。外れ値と判定された値のセットを新たに分析に用いる事で新たな発見も得られますね。

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Clustering

クラスタリングの作業についても、今後はTableauのみで実施出来るようになります。

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Drag and Drop Analysis

ドラッグアンドドロップによる分析操作も更に高度に・便利になるようです。

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新機能紹介 - Self service at scale/Tableauサーバー周り

4人目の開発者、Tyler Doyleは『Tableau Server』周りに関する機能を紹介。

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Server Home Page

Tableau ServerのホームページUIが変更になりました。

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Content Analytics

コンテンツの構成要素の詳細やビュー数遷移等が併せて表示されるように。

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Search Improvements

検索機能も従来のものから改善されました。サムネイルも表示されるようになっています。

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Version Control

コンテンツのバージョン管理も行える様になりました。パブリッシュした日時でリビジョンを管理する形になるようです。

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Lock Project Permission

権限周りの管理についても更に分かり易くなっている模様。

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Tableau Server Manager

上記同様に、Tableau Serverの構成そのものについても更に管理し易くなりそうです。

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新機能紹介 - Dashboards/ダッシュボード

5人目の開発者、Micheael Beckeは『ダッシュボード』の機能を紹介。

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Dashboard authoring in the web

WEB上でのダッシュボード作成の際に、これまででは出来なかった各種編集操作を行えるようになる、というものです。どんどんWebとDesktopの(出来る事の)差異がなくなってくる感じですね。

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Global formatting

この箇所については写真を撮り損ねてしましました。フォントや色、サイズ等のフォーマット指定を数クリックの操作で一括で行える、という紹介の様です。

Cross Database Filtering

データベース間でのフィルタリングもダッシュボードで可能となります。これも嬉しい機能ですね。

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Device Preview/Device Specific Dashboards

任意のデバイス向けにビューやダッシュボードを作成する際のサイズ等の指定が出来るようになりました!デバイスを指定する事で対応したサイズに調整してくれます。

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新機能紹介 - Mobile/モバイル

6人目の開発者、Ronnie Yatesは『モバイル』の機能紹介を担当。

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Tableau 9.1 Moible App

まずはTableau Mobile 9.1に関するお知らせ。

Mobile Phone App

モバイルフォン向けのTableauアプリも展開されるようです!

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Geolocation

ユーザーの位置情報にも対応していく予定との事です。ビューやダッシュボードのアイデアも居広がりますね!

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新機能紹介 - Project ELASTIC

6人目の開発者Ronnie Yatesからバトンタッチされる形で現れたのはVP, Mobile and Strategic Growth at Tableau SoftwareのDave Story。氏の進めていたプロジェクト『Project Elastic』に関する発表がなされました。

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Project ELASTICは『Visable』という名前になりました。

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Visableの動作デモが暫く続きます。

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デモがひとしきり終わったところで、皆の気になる問いに応えるDave Story。『お値段、お高いんでしょう?』

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いいえ、無料です!

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んで、いつから使えるの?

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皆さん、そろそろ基調講演の締めに入ります(って事はわかってるよね?と言いたげに)。App Storeでたった今からダウンロード可能です!

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という訳で、Visableが利用出来るようになりました。

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Visableの公式サイトは以下になります。上記アナウンスにあるように、既にダウンロード・インストールが可能となっています。iPadをお持ちの方はぜひインストールして触ってみてください!

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Visableプロモーションの動画もあったので併せて埋め込んでおきます。

Vizable from Vizable on Vimeo.

 

まとめ

これらの機能は、今後のTableauバージョンで随時機能追加、対応されて行くものと予想されます。どの機能がいつ頃になるのかはまだ分かりませんが、興味深いものばかりなのでどれも楽しみですね!以上、ラスベガスの現場からお送り致しました。

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