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クラスメソッドの社内制度と社風をご紹介します

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はじめに

クラスメソッドは「AWSの会社」「モバイルの会社」「ブログの会社」とよく言われており、エンジニアやブログを最初にイメージされる方も多いかと思いますが、「社員が働きやすい環境を作る」ことに関しても頑張っています。例えば以下のような認定を受けています。

  • 短時間正社員制度導入支援事業(厚生労働省支援)
  • ワーク・ライフ・バランス推進宣言企業(新宿区支援)
  • 平成23年度男性の育児・介護サポート企業認定(新宿区支援)
  • 平成23年度ワーク・ライフ・”ベスト”バランス賞受賞(新宿区)
  • 平成24年度東京ワークライフバランス認定企業(東京都)

そこで今回は、クラスメソッドの社内制度と社風をご紹介します。クラスメソッドがどんな会社なのか?を知っていただく一助になれば幸いです。

クラスメソッドの社内制度

フレックスタイム勤務

勤務体系としてフレックスタイム制を採用しています。コアタイムは11:00~15:00で、標準労働時間は1日8時間です。11時に出社して15時に退社しても、月間通算労働時間がクリアされていればもちろん問題ありません。打ち合わせなどの予定が無い限りは皆自由な時間に勤務しています。

実際に昨年、札幌オフィスでは全員で15時に退社してさっぽろ大通ビアガーデンでビアパーティしました。

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また、勤務可能時間が決まっているのも特徴で、7:00以前及び21:00以降は特別な事情が無い限り労働することが出来ません。休日についても同様です。やむをえない理由で早朝や深夜、休日に勤務する必要がある場合には、理由を明記して上長の許可を得る必要があります。残業や休日出勤は徹底的に防止しています。

リモートワーク推奨

リモートワークを推奨しており、自宅やカフェや旅先など、オフィス以外で勤務することが可能です。秋葉原オフィス勤務のメンバーが札幌オフィスで勤務するようなことももちろん可能です。部ごとに、事前に上長に申請をすること、勤務開始及び勤務終了時は社内チャットに一言書くこと、体調不良を理由としたリモートワークは認めないこと(体調不良の場合は原則休みを取る)、等のローカルルールがあります。それらを守れば、何時何処で働いていても自由です。

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リモートワークの自由度の広さについては以下のブログ記事をご覧下さい。

また、地方在住などで恒久的にリモートワークとなる場合には別の制度があり、個々人に応じて柔軟に対応します。

複数の地方オフィスがある

メインとなる東京秋葉原オフィス東京岩本町オフィスの他に、札幌オフィス大阪オフィス新潟上越オフィスがあります。

それぞれメインとなる勤務地はありますが、どこのオフィスで勤務しても自由です。

また札幌、大阪、新潟上越は「そこに人がいたから」オフィスを作ったという経緯があり、今後も人に応じてオフィスが増えていく可能性があります。前述の地方以外でも、クラスメソッドに入社したいという方はぜひご連絡下さい。そこに新たな地方オフィスが出来上がります。

複数の海外リージョンがある

現時点でバンクーバーリージョンベルリンリージョンがあります。自由に勤務可能で、海外で生活してみたい方には海外勤務補助付きで転勤することが可能です。転勤は長期でも3ヶ月や半年といった短期でも構いません。もちろん転勤ではなくリモートワークの形態でも勤務することが可能です。現在は日本人メンバーのみで、大半が日本からの転勤者ですが、将来的には地元採用も行う予定です。

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バンクーバーは以前はシアトルにあったのですが、利便性を考えた上でバンクーバーに引越しをしました。結果的に言えば、バンクーバーはシアトルよりも気候が良く、気持ちよい日々が続いているようです。バンクーバーだよりとしてお届けしていますので是非お読みください。

AWS re:Inventに参加できる

AWS re:InventはAWSの最も大きな祭典で、毎年アメリカ・ラスベガスで開催されています。AWSの新サービス発表があったり、最新利用事例や海外での利用事例などがセッションとして聴けたり、参加者同士でネットワーキングができたりと、本当に、本当にワクワクするイベントです。

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クラスメソッドでは毎年社員が参加しています。2013年は4人、2014年も4人、2015年はなんと13人(!)も参加しました。2016年は2015年以上の人数で参加します!AWS re:Inventに参加する権利は社員全員にありますが、ブログをたくさん書いている人が優先的に選ばれます。何故なら今年もたくさんブログを書くからです!

こういった海外イベントに参加するチャンスが誰にでもあるのがクラスメソッドの良いところです。

有償イベントに参加できる

参加できるイベントはAWS re:Inventだけではありません。クラスメソッドではこれまで数々のイベントに社員を送り込んできました。

もちろんビジネスに直結し、かつブログのアウトプットが出せるものに限りますが、こういった有償かつ海外のイベントに対して参加するチャンスがたくさんあります。

有償資格取得の全額補助

会社が推奨する有償資格は全て補助があります。合格時には受験費用が全額補助されます。AWS認定資格は全て補助対象であるため取り放題です。なお現時点でAWS認定資格は5種類あるのですが、大半のクラスメソッドメンバーは全て制覇しました。そのうち全員制覇します。

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ブログ書き放題

もうこれは言うまでも無いでしょう。クラスメソッドにおいてブログは業務であり、業務時間内でも外でも好きな時に好きなだけ好きなことを書けます。ノルマも無ければ罰則もありませんし、書く内容に制限もありません。もっと言えばレビューもありません。

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クラスメソッドでは、顧客情報や顧客環境に関わるものは当然業務上の秘密ですが、AWSを含む一般的な技術ノウハウというのは業務上の秘密では無く、いつか誰かが同じことをするのだから、率先してアウトプットしていこう、という文化があります。僕たちにとってブログは仕事であり趣味です。僕たちが技術ノウハウをアウトプットすることで、それが世のエンジニアの皆さんの一助になり、その結果として世界が変わっていくと信じています。

外部勉強会への参加自由

業務時間内でも外でも、外部勉強会やイベント、展示会への参加が自由です。ただし業務時間内に参加する場合にはブログにてレポートを書くことが必要です。クラスメソッドにおいてブログは仕事なので、ブログを書くのであれば外部勉強会への参加は業務だと認められています。ブログを書くのであれば自由に外部勉強会に参加することができます。

PS4とストリートファイター5完備

岩本町オフィス、札幌オフィス、大阪オフィスで、PS4とストリートファイター5(及びアケコン)が完備されています。休憩時間にはオフィス間を繋いでネットワーク対戦が行われています。

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クラスメソッドにおけるストリートファイターの歴史は古く、以前は部署対抗ウルトラストリートファイターIV大会を実施していました。

各オフィスでは来客も受け入れておりますので、是非遊びに来てください!

卓球台完備

岩本町オフィスには卓球台が設置されており、昼休みにはメンバーによる熱戦が繰り広げられています。また時々他社さんが来社して卓球大会が開かれています。ラケットもボールも完備ですが、私物のラケットを持ち込んでいるメンバーもたくさんいます。

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社内家族見学自由

親が働いている職場を子供たちが見学出来るように、社内家族見学自由という制度があります。メンバーがお子さんを連れて社内を散歩している姿がよく見られます。小さいお子さんが来るとメンバーたちの熱い抱擁を受けます。

クラスメソッドの社風

社内勉強会の開催

クラスメソッドでは定期的に社内勉強会を開催しています。部内勉強会も部横断勉強会もあります。そして社内勉強会をブログにします。

時には合宿もします。

もちろんブログの勉強会もあります。ブログの勉強会のレポートをブログにします。

カジュアルに社内勉強会を行い、結果をレポートとして残す。これがクラスメソッドスタイルです。

外部メディア寄稿や執筆を推奨

本ブログの影響もあり、クラスメソッドには多くのメディアから寄稿の依頼があります。時には書籍の執筆の依頼もあります。

クラスメソッドは外部メディアへの寄稿や執筆を推奨しており、クラスメソッド社員の立場で書く場合には業務時間内での対応も(本来業務に支障の無い限り)認めています。また原稿料は会社が挟むことなく個人が受け取ります。もちろん確定申告も個人の責任で行います。

開発したツールをオープンソースとして公開

業務上必要で開発したツールであっても、それが需要のあるものであれば、オープンソースとして公開することが出来ます。例えば以下のGradle plugin to manage Amazon Web ServicesはApache License v2.0にて公開しています。

クラスメソッドはエンジニアがエンジニアらしく自由に仕事することを重視しています。

家族イベントで堂々と休める、しかも「頑張れ」と言われる

クラスメソッドは30代の社員が多いこともあり、様々な家族イベントが発生しますが、もちろん自由に有給休暇を取得して休み、家族イベントに参加することが出来ます。このため3月から4月にかけて、卒業式や入学式で休む社員が数多くいます。家庭訪問や参観などもしっかり参加しています。珍しいところでは中学校の体育祭で休んだりもしています。

残業や休日出勤が厳しく規制されていることも含めて、「家族が一番大事」という文化が会社全体に根付いています。

残業の話をしていると「社畜自慢やめましょうよ」とか煽られる

前述の通りクラスメソッドでは残業や休日出勤は基本的に出来ず、業務時間内にハードワークしてしっかり仕事を終わらせることが求められます。このため残業時間が多いとか休日出勤したといった話をすると「社畜ですか?社畜自慢やめましょうよ」と煽られます。ちょっと「前職がブラックで」みたいなことを仄めかしても「そういうのいりません」って言われます。

超過勤務が褒められることは決してありません。社員同士で煽り合って、残業せずにきっちり仕事を終わらせるように、時には助け合って皆が早く帰れるようにしています。

社長いじり放題

クラスメソッドは社員が100人を超えていますので、部やチームといった組織体は整備されているのですが、基本的にフラットです。社長と言えども変わりはなく、ちょっと間違ったことを言えば社員総出でチャットでツッコまれるし、ダジャレがつまらなければ空リプの嵐です。

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その代わりにカジュアルにコミュニケーションが取れるので、社員同士のランチや飲み会にも気軽に社長を誘うし、一緒にゲームしたり卓球したりしています。

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これは社長に限ったことではなく、部長も同様の扱いです。

最後に

クラスメソッドの社内制度をご紹介させて頂きました。たくさんある社内制度や社風の一部ではありますが、社員が気持ち良く働くための仕組みが多数揃っています。こんな会社で働いてみたい、と思った皆さん!ぜひご一報下さい!