話題の記事

最強のノマド環境メイド喫茶で気をつけるべき4つの項目

2015.05.15

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

どうも。大村です。 最近急激に暑くなってきて、クールビズが会社で採用されているところは、ノーネクタイでラフな格好が増えていますね。 弊社クラスメソッドは基本的に一部のお客様への打ち合わせや営業時以外は、社内的に服装が割と自由(流石に公共的に出してはまずい格好はNG)なので、30度になりそうなここ数日はTシャツで通勤できて非常に楽ちんです。

さて、今日も今日とて仕事をしていたのですが、社内でブログが廻ってきまして、「メイドカフェがプログラマーのノマド作業に最高な理由(susumuis infoさん)」を見てくださいと。 何を隠そう私自身が時々気分転換にメイド喫茶で仕事や作業をしているのですが、このブログを読んで大変に共感いたしました。 弊社でも、社長の横田もよくファミレスでノマド作業しているのがFacebookやTwitterで共有されてきます。 また、在宅勤務やリモートワークも打ち合わせなどがない限り気軽に行える環境が整っています。 そういう方にも、実はメイド喫茶でのノマド作業は非常にオススメしたいところではありました。 が、おすすめする上で、実に惜しいところで、この記事には書かれていない気をつけなければならないことがありました。そんな、メイド喫茶独特のお作法と雰囲気的な注意事項をまとめたいと思います。

メイド喫茶が作業をする上で最高な理由

ここでもう一度、先ほどのsusumuisさんのブログで書かれていた、何故メイド喫茶を見つけたかの経緯を簡単に見てみましょう

  1. 外で作業する場所を求めている 家でなかなか作業できない人も多い
  2. コワーキングスペースは会社に近い雰囲気がある ならそもそも会社で作業すればいいんじゃ?だからコワーキングはちょっと…
  3. カフェや普通の飲食店では気を使う 食事をしに来るスペースでのカフェや飲食店では、なかなか長時間の作業はしづらい
  4. ネットカフェでは周りからの目が一切ないため、だらけられる だったら家で作業すればいいんじゃ?って最初に戻ってしまう…
  5. そこで見つけ出したのが、メイド喫茶であった

というこの流れを踏まえて、メイド喫茶がいい理由をまとめましょう。

  1. 電源・Wifi完備の店が多い この点についてはかなり整っていて非常に助かります。店員さんに初めに電源とWifiがある店かどうかを聞いて作業を開始するといいと思います。
  2. 長時間居やすい ファミレスなどと比べると、長時間滞在することに対する抵抗が薄いです(長時間いる人も居ます)。が、これに関しては後述で大切な点があるのでそこで述べます。
  3. リピーターにやさしい・店員が丁寧 これはコンセプトにもよりますが、基本メイドなので丁寧な人が多いとは思います。が、接客業なのでどの形態もある程度丁寧だし、リピートする人の顔も覚えるでしょうし、一概にメイド喫茶だからとも言えません。
  4. 疲れたらメイドさんに癒やされる事ができる この点が一番の重要ポイントです。最近は女性でもメイド喫茶に通う人が増えています。メイドという非日常的なものに触れ合うことで、気分転換することが出来ます。

とまあ、メイド喫茶のいいところが述べられています。私としても4番目は非常に共感できるところですし、どれもこれも「たしかに!」と思い直しています。

メイド喫茶で頭に入れておかなければならないとても大切な4項目

前の章でメイド喫茶をノマド環境として進めてきましたが、ちょっと待って下さい、ここでいくつか突っ込みどころがあります。 それを踏まえて、少し補足したいと思います。 (TwitterやFacebookでは、ツッコむ内容が少し多かったので、今回のアンサーブログになりました。)

1.お店によってはチャージ料がかかる

先ほどのブログで紹介されているお店によっては、チャージ料と呼ばれる時間単位で加算されるサービス料がかかるお店が存在します。 例えば、橙幻郷さんはテーブルとカウンターの2種類ありますが、平日は90分制、休日は60分制になり、その時間を過ぎると1オーダーもしくはチャージ料の支払い等が発生します。どのお店もシステムがこのような形でまとめられていますシャッツキステさんも挙げられていますが、こちらのお店は30分500円の金額がかかります。これには理由があり、お店では紅茶(セイロンティー)が飲み放題で楽しむことが出来ます。基本この金額で、お店に置いてある本を自由に読むことができるので、ネットカフェみたいな使い方ができるお店だと言えます。

もちろんチャージ料が発生するから安心して作業できるという利点もあります。 ノマド作業をする前は、必ず事前に一度はお店に足を運んでシステムを確認する必要がありますのでお気をつけてください。

2.作業するのに気を遣う時間帯がある

24時間営業のファミレスでもそうですが、時間帯によってはお店が混むことがあります。 混雑してる店内で作業をしていると、周りからの「(お前何のためにメイド喫茶来てるんだよ、食事とメイドを楽しめよ、ノマド作業は自宅とか会社とか、図書館でやれよ)」みたいな目で見られることがあります。 こういった目で見られないように、作業をする上でも気をつけなければならない時間帯もあります。

  1. 昼時を外す 主にランチ営業をしている店舗に言えますが、ランチ時に仕事中のお客さんがワーって入ってくることがあります。 なので、その昼時を外しましょう。
  2. 夕食時〜夜は時と場合による メイド喫茶はお酒を提供している事が多いです。お酒を提供すると、ある程度店内が騒がしくなります。そんな騒がしい店内でノマド作業もだんだんとやりにくい状況にあります。 また、夕食時は会社勤めの方がご帰宅(メイド喫茶へ来店することをこう呼びます)するため、1日の中で最も混むのが夜の時間帯です。 その喧騒の中でノマド作業できる人なら別に構いませんが、場所によってはウェイティング(待ち)が発生するため、作業をしてると周りの目が厳しくなります。 大抵この場合、メイドというよりもお客さんからの目です。共存するには配慮も必要です。
  3. 土日は昼時が過ぎても混む 基本的にメイド喫茶へ来てる人は、会社勤めの人が大半です。学生も居ます。やはり土日は昼間から混雑することが多いです。 お店によってウェイティングが発生すると90分でラストオーダー、120分で追い出しとか、そういった時間制限が加わることがあります。 そうなってくると、おちおち作業もできない状況ですので、ノマドとか言える場合ではありません。 サクッと短時間で終わらせて出る!というのであれば、他の喫茶店に比べて割と静かなお客さんが多いため、有りかもしれません

こう見ていただくと、なかなかにメイド喫茶でも作業しづらい時間があります。 これを踏まえて、作業をするベストな時間は「平日の13時から18時の時間」であると言えます。

3.店内をあまり動き回れないため気分転換が出来ない

普通の喫茶店もそうなのですが、基本的に立ち歩くことをメイド喫茶では行いません。 もちろんディアステージさんみたいに、席を作りながらライブを楽しんだりというお店は一部にあり、立ち歩くこともできるお店はありますが、基本的にそういったお店はあらかじめ席のチャージ料がかかるため、1番目の問題に関わってきます。 トイレ以外の立席での移動を認めていない店舗が大半であるため、長時間での座り作業では腰をやられてしまいます。 ただ、この点も少し考慮すれば解決です。 前述したように混雑している時以外であれば、満席になることもなかなかにありません。 そのため、一旦会計をして外をぶらっと歩いて、気分転換してからお店に戻ってきて再度作業をすればいいのです。 幸いなことに、チャージ料がないお店であれば、ドリンク2杯を別々の会計で頼んでも金額は一緒です。そういった工夫次第ではいくらでも方法はあります。

4.メイドさんが覗きこんでくる可能性がある

メイドさんは好奇心旺盛です。来ているお客さんに接しようと作業をしている時に「何の作業をしているのですか?」と気軽に覗いてくることがあります。 ここを気をつけなければなりません。メイドさんは意外とご主人様(お客さんのことをこう呼びます)の情報を探して話を振ろうとしてきます。悪意とかそういうのはなく、職業病みたいなものです。 ここで、「今○○の案件やっててさー」はい、これ、NGです。情報漏洩案件です。 メイドとはいえども人の子です。メイド同士で情報交換もしますし、他のお客さんにも話題を振ったりした時にぺろっと情報が出てしまうことがあります。 もちろん、これが「今プログラミング書いててさー」とか「ウェブサイトのデザインしててさー」程度であれば何ら問題ないかもしれません。 でも、仲良く成ればなるほど今やってる仕事の内容を語りたくなるものです。そこは心を鬼にして、グッとこらえて情報漏洩を防ぎましょう。 メイドさんはそういう話を聞くのが上手です。これは通常の喫茶店ではなかなかありません。

この4点は私の主観で気をつけなければならないと思う点です。

(私的に)おすすめする秋葉原メイド喫茶3選

上記のことを踏まえて、改めてオススメのメイド喫茶を挙げてみたいと思います。

JAM Akihabara

susumuisさんもオススメにあげていますけれど、JAM Akihabaraさんは作業をするのに最強レベルのメイド喫茶です。会計にSuica等の交通系カードが使えるのもポイント高いです。 3DSのゲームの発売日(モンスターハンターなど)では、アドホック対戦を楽しむために割と人が集まってきがちですが、店内の広さに比べて作業のしやすいテーブルサイズです。 そして何より、メイドさんが作業中(特にノートPC開いて仕事をしている感じの空気を出している時)は話かけてこないので、作業環境としてとても居心地がいいです。 貸し切りも25人以上で行える(貸し切り時間は決められている)ので、ノマド作業だけでなく懇親会やちょっとした規模の懇親会としても使えます。 お店自体が地下にあるので閉塞感はあるのだけが少し難点といえます。

■JAM Akihabara 公式ホームページ:http://jam-akiba.com/ 住所:東京都千代田区外神田3-2-13 山口ビルB1F 営業時間:月〜木・土日 11:30〜23:00 / 金・祝前日 11:30〜29:00 定休日:毎月第3火曜日 チャージ料:なし Wifi・電源あり

Honey Honey秋葉原店

秋葉原の末広町側に近いところにある店舗で、日当り良好の筆者がお気に入りにしているメイド喫茶。 ランチ営業の間(毎日17時まで)はチャージ料が一切かからず、ディナー営業時間(毎日17時より)もお通しのみでチャージ料が要らないため、夜は居酒屋のようなにぎわいがあるため、18時以降の店舗利用は注意が必要。 秋葉原にも店舗はあるが、同様の店舗が横浜・大宮・千葉にもある。昼の営業を行っているのは秋葉原と横浜であり、土日は大宮も昼の営業を行っています。 無線LANは完備ではあるものの時々接続が不調になるため、その際はメイドさんに一言問い合わせを行うのがいいと思います。 ソファーの2人がけテーブル席はPCを広げて作業するのに最適です。

■Honey Honey秋葉原店 公式ホームページ:http://www.honey2.jp/akihabara.html 住所:東京都千代田区外神田3-7-12 イサミヤ第8ビル2F 営業時間:毎日 12:00〜23:00 定休日:なし(1月1日及び年4回程度の臨時休業あり) チャージ料:なし Wifi・電源あり。喫煙は17時までカウンターのみNG。

RM burger&break akiba style

RM burger&break akiba styleさん、通称RMバーガーさんは、メイド喫茶とはちょっと違い、ハンバーガーの飲食店となります。 ただし、店員さんの中にはメイドさんのような衣装を着て給仕される方も居るため、こちらの分類にさせていただきました。 素材をこだわったハンバーガーが食べられる(ちょっとお高めの)お店ですが、電源完備、Wifiも使え、店内も比較的静かで作業しやすい環境になっています。 Ingressをプレイしてる人向けの特典で、店内に荷物をおいたまま15分ぐらいブラっと外を歩いてもOKみたいなサービスをやっているので、ちょっと作業に煮詰まった時は秋葉原をぷらっと歩くというスタイルもこっそり可能だったりするため、3番の悩みの解決に一役買ってたりします。(もちろん、荷物を置いて行く場合はあくまでIngressをプレイしながら出ていき、店員にIngressエージェント証を発行してもらわなければならないなどの条件はあります)。 夜の時間帯も比較的店内静かではあるのですが、ステージが設置されており時々ニコ生やUstream配信を行っていて騒がしくなることがあるので、作業をする際はその日のイベント有無について予め調査しておく必要があります。

■RM burger&break akiba style 公式ホームページ:http://rm-burger.com/ 住所:東京都千代田区外神田3-10-12 日加石油ビル2F 営業時間:毎日 11:30〜22:00 定休日:毎週水曜日 チャージ料:なし Wifi・電源あり

おわりに

メイド喫茶でノマド作業やリモートワークする場所として使う行為は賛否両論あると思います。 常時住み着くのでなければ、私としては有りだと考えています。 なにより、メイドさん見ながら仕事をすると効率がアップするってものです。ソースコードをずっと眺めてるより精神衛生上落ち着きます。 注意しなければならないのは、メイドさんと話し過ぎて作業が遅れる行為だけです。

メイドさん達 ※HoneyHoneyのメイドさんたちです。

ちなみに、このブログ記事の大半を先ほどのHoneyHoney秋葉原店にて書きました。 弊社のようなブログを書いたりする作業では、見られると困ることはそんなにない(どっちにしろやがて公開する)ため、喫茶店でサクッと書けるのがいいところです。 メイド喫茶でリモートワークが出来る、素敵な環境ではないでしょうか。そんな弊社では一緒に働く仲間を常に募集しています。

社畜祭 おまけ:メイド喫茶で作業している私(社畜祭)