[アップデート] やったー!Aurora PostgreSQL で T3 インスタンスが使えるようになりました!
うれしいアップデートが流れてきたのでシェアします!
これまで R4/R5 インスタンスしか選択できなかった Aurora PostgreSQL 互換で、ついに T3 インスタンスが使えるようになりました!
さっそく確認
さっそく AWS コンソールから確認してみましょう。
たしかに選択できるようになってました!東京リージョンで、確認してますよ!
使用可能な条件
T3 インスタンスを選択できるようになりましたが、執筆時点において実機確認した限りでは以下の条件のようです。
- T3 が選択できるのはAurora PostgreSQL 互換 10.7 のみ
- 10.6以下、9.6.x では T3 インスタンスはリストに表示されませんでした。
- 選択できるのは db.t3.medium のみ
- Aurora MySQL 互換のように
db.t3.small
やdb.t3.micro
までは表示されませんでした。
- Aurora MySQL 互換のように
料金
これまで選択できた最小インスタンスの db.r5.large
とオンデマンド料金で比較すると、おおよそ3分の1のコストに抑えれますね!安い!
インスタンスタイプ | 料金(時間あたり) | 料金(1ヶ月:720時間) |
---|---|---|
db.t3.medium | $0.125 | $90.0 |
db.r5.large | $0.35 | $252.0 |
T3 インスタンスの注意点
RDS の T3 インスタンスでは CPU Unlimited モードで起動され、EC2 インスタンスのように無効にする方法がありません。CPU クレジットが枯渇すると CPU Unlimited が機能し、追加の CPU クレジットがvCPU 時間あたり 0.09 USD で課金されます。
利用状況はチェックしながら最適なインスタンスタイプを利用しましょう。
さいごに
つい最近、Aurora PostgreSQL を検証する機会があり、「T3 で十分なのに、なんでないんや・・・」 と思っていた矢先だったので、うれしいアップデートでした!
すべての Aurora PostgreSQL 互換バージョンで使えないのは残念ですが、コストを抑える選択が増えたことは喜ばしいですね!
(AWSさん、使える互換バージョン増やしてください、、、)
以上!大阪オフィスの丸毛(@marumo1981)でした!