実際のAWS構成をインポートして3D構成図が描けるCloudcraft Liveがスゴい

実際のAWS構成をインポートして3D構成図が描けるCloudcraft Liveがスゴい

Clock Icon2016.02.23

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ども、大瀧です。
以前森永がご紹介した、AWSのかっこいい構成図が簡単に描けるCloudcraft実際のAWS構成をインポートする「Cloudcraft Live」が追加されました!

Cloudcraft Liveとは

Cloudcraftは、以下のようなAWSの3D構成図を気軽にモデリングできる素敵Webアプリです。

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十分楽しめるツールなのですが、既存のAWS環境に合わせて一つずつ設定していくのは規模が大きくなってくると辛いものがありました。公開され、現在ベータリリースとなっている今回のCloudcraft Liveは、AWSアカウントのReadOnlyロールをCloudcraftに渡すことで、実際のAWS環境の構成をインポートし自動でコンポーネントの登録やそれらの情報を表示する機能を持ちます。例えば、以下のEC2のように。

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お遊び感覚だったこれまでのCloudcraftから、一気に実用的なツールに生まれ変わった印象です。
その凄さをぜひ体感してみてください。というわけで設定手順を解説していきます。

設定手順

まずは、森永の記事を参考に、Cloudcraftにログインしましょう。左側のメニューにタブ表示が追加されているので、[LIVE(BETA)]タブをクリック、[+ ADD AWS ACCOUNT]ボタンをクリックします。

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再度、青い[+ ADD AWS ACCOUNT]ボタンをクリックします。

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アカウント追加画面では、AWSのIAMロールの作成手順が表示されます。このあと使うAccount IDExternal IDRequire MFAを表示したままにしておきましょう。

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ここからはAWS Management Consoleにログイン、操作し、以下の手順でIAMロールを作成しましょう。

IAMの画面から[ロール] - [新規ロールの作成]をクリックします。ロール名は任意のロール名(今回は「cloudcraft」)を入力し、[次へ]をクリックします。

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ロールタイプの選択では、[クロスアカウントアクセスのロール] - [サードパーティー〜(以下略]の[選択]ボタンをクリックします。

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[アカウントID]、[外部ID]、[MFAが必要]に、CloudCraft Liveの画面に表示されていたAccount IDExternal IDRequire MFAをそれぞれ入力、[次へ]をクリックします

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ポリシーのアタッチでは、マネージドポリシー(オレンジ色の立方体アイコンのあるもの)のうち[ReadOnlyAccess]のチェックをオンにし、[次へ]をクリックします。

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確認画面で要件を確認し、ロールを作成します。
ロール一覧に戻ったら作成したロールをクリックし、ARNを控えておきましょう。

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Cloudcraft Liveの画面に戻り、ダイアログを下にスクロールしましょう。項目7番の[Role ARN]に控えたIAMロールのARNを貼り付け、[Give this account a name]には任意のアカウント名(今回は「myfirstaccount」)を入力、[+ SAVE AWS ACCOUNT]ボタンをクリックします。 確認中の画面になるので、しばらく待ちます。

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ダイアログが閉じたら、左側のメニューに作成したアカウント名が表示されることを確認し、その下の「us-east-1」を任意のAWSリージョンに切り替え、[SCAN NOW]をクリックします。

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指定したリージョンのAWSコンポーネントのスキャンが開始されます。しばらく待つとメニューの下方にアコーディオンメニューが追加され、従来のCloudcraftのメニューと同様、カテゴリーごとにコンポーネント一覧が表示されます。

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ここに表示されるのは、AWSアカウントに実際に存在するコンポーネントです。試しに適当なEC2インスタンスをクリックしてみます。

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ブループリント(Cloudcraftのメイン画面)にEC2インスタンスが追加され、インスタンスIDやタグ情報などが表示されました!

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ELBを選択してみると、ロードバランサのプロパティや配下のインスタンス情報などいろいろ確認できる様子です。

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従来のコンポーネントと同様に矢印やキャプションを描画することができます。

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さらに、インポートしていないコンポーネントと混在させることも可能です。現在の構成を不透明、今後拡張する構成を半透明にするなど工夫して表示しても良いかもしれないですね。

まとめ

通常のコンポーネントよりも対応するサービスは少ないですが、EC2などの細かいプロパティが取れるので構成ドキュメントとしても十分使えるレベルまで来ているという印象を受けました。

とどまるところを知らないCloudcraftの進化を、皆さんもぜひ試して体感してみてください!

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