1Password CLI 2 を使ってコマンドラインで MFA の認証コード (OTP) を取得する

1Password CLI 2 を使ってコマンドラインで MFA の認証コード (OTP) を取得する

Clock Icon2022.09.09

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1Password CLI を使用してコマンドラインから OTP を取得してみました。
他の CLI ツールで MFA 認証コードの入力が必要な時に便利なのでご紹介します。

1Password CLI をインストール

1Password CLI をダウンロードページからダウンロードし、インストールします。

Emergency Kit を用意する

Emergency Kit を用意して、

  • Sign-In Address
  • Secret Key

をメモしておきます。

1Password Emergency KitからSign-In AddressとSecret Keyをコピーする

CLI から 1Password にログインする

サインインのコマンドを実行します。

eval $(op signin)

手順通りに入力します:

Enter your sign-in address (example.1password.com): 先ほどメモしたサインインアドレス
Enter your email address for your account on 1Passwordのアカウント名.1password.com: 1Passwordで使っているメールアドレス
Enter the Secret Key for メールアドレス on 1Passwordのアカウント名: 先ほど用意したシークレットキー
Enter the password for メールアドレス at 1Passwordのアカウント名: マスターパスワード
Enter your six-digit authentication code: 1Passwordの認証コード

CLI から OTP を取得する

op item get 保存名 --otp で取得できます。
例えば保存名が AWS Account であれば

op item get "AWS Account" --otp

で取得できます。

まとめ

1Password CLI を使うことで、コマンドラインでの OTP の入力が簡単になりました。
開発時の cdk deploy などで頻繁に認証コードが必要な際に便利だと思います。

参考記事

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