[お知らせ]Amazon Redshift、DC1のリザーブドインスタンスをDC2への無料アップグレードを発表しました
はじめに
本日、旧ノードタイプ「DC1」のリザーブドノードを無料で「DC2」にアップグレードできる事になりました。昨年の10月に新しいノードタイプ「DC2」が発表されましたが、その前に旧ノードタイプ「DC1」のリザーブドノードを購入したお客様は次の更新タイミングである1年後もしくは3年後待たなければならない状況でした。
Amazon Redshift’s new Dense Compute (DC2) node delivers twice the performance at the same price as DC1! https://t.co/uX81M3pPva pic.twitter.com/rnUdLfOql3
— Amazon Web Services (@awscloud) October 17, 2017
DC2ノードとは
DC2ノードは、強力なIntel E5-2686 v4(Broadwell)CPU、高速DDR4メモリ、NVMeベースのSSDを備えています。Redshiftは、DC2ノード上のより良いCPU、ネットワーク、ディスクを利用して、同じ価格でDC1のパフォーマンスを最大2倍にするよう調整しました。さらに、DC2.8xlargeの大きなノードでは、データスライスあたり2倍のメモリが使用され、ストレージの使用率を30%向上させた最適なストレージレイアウトが実現しました。
詳細については、以下のプログをご覧いただき、実際にお試しください。
DC2のパフォーマンス
実際のユースケースでどれ位の性能向上が見られるか試した検証につきましては、以下のブログをご参考にしてください。
リザーブドノードをDC1からDC2にアップグレードする
前提条件
予約済みノードをアップグレードする前に、アップグレードする予定のノードを含むクラスタを移行します。DC1クラスターをDC2に移行するには、サイズ変更またはスナップショットから復元します。リザーブドノードをアップグレードする前に、DC1クラスタがシャットダウンされていることを確認してください。DC1クラスターは、リザーブドノードのDC1ノードをアップグレードするまでは、オンデマンド料金が適用されます。
既存リザーブドノード、DC1をDC2にアップグレードするには
マネジメントコンソールにサインインし、Amazon Redshiftコンソール(https://console.aws.amazon.com/redshift/)を開き、ナビゲーションペインから[リザーブドノード]を選択します。
アップグレードするリザーブドノードを選択して、[Upgrade node type]を選択します。
ダイアログボックスの内容を確認した後、[アップグレード]を押します。
AWSCLIからアップグレードする方法については、以下のドキュメントをご確認ください。
最後に
「DC2」によるパフォーマンスの向上は、お客様のコスト削減に貢献できる情報なので技術情報ではありませんがあえてアナウンスさせていただきました。コストをかけずにパフォーマンスが向上しますので、積極的にDC2インスタンス、DC2のリザーブドノードに移行をご検討ください。