【速報】Amazon Redshift 新型『RA3』に1/12のスケールのra3.xlplus インスタンスが追加になりました! #reinvent

2020.12.10

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

昨年のre:Invent2019で発表されたRA3インスタンスに1/12のスケールのra3.xlplusインスタンス追加されました。ra3.xlplusは、既存のインスタンスからRA3インスタンスへの移行がの選択肢が広がります。

ra3.xlplus インスタンスとは

RA3ノードタイプはAWS Nitroシステムと階層ストレージ採用した新インスタンスで、最新のホットデータを高性能SSDストレージにキャッシュし、参照頻度の低いコールドデータをS3に自動的にすることで、パフォーマンスとコストを両立したノードタイプです。

本日リリースした新しいra3.xlplusインスタンスは、4個のvCPU、32GiBのRAMを提供し、最大32TBの管理ストレージに備えています。クラスターはこのインスタンスを最大32個組み合わせて、ストレージは合計1024TB(1ペタバイトです)のクラスタを構成できます。ノード数範囲は2-32(最小構成は2ノード以上)、デフォルトスライス数はノードあたり2となります。

ra3.xlplusは東京(ap-northeast-1)を含めて、執筆時点(2020/12/10)では13のAWSリージョンで利用可能です。

  • アジアパシフィック(シドニー)
  • アジアパシフィック(東京)
  • アジアパシフィック(ソウル)
  • 南アメリカ(サンパウロ)
  • 米国東部(オハイオ)
  • 米国東部(北バージニア)
  • 米国西部(北カリフォルニア)
  • 米国西部(オレゴン)
  • カナダ(中央)
  • ヨーロッパ(アイルランド)
  • ヨーロッパ(パリ)

ノードの違い

vCPU メモリ 最大
ストレージ
I/O 価格
(東京リージョン)
ra3.xlplus 4 32 GiB 32TB RMS 0.65GB /秒 $1.278/ノード/時
ra3.4xlarge 12 96 GiB 64TB RMS 2GB /秒 $3.836/ノード/時
ra3.16xlarge 48 384 GiB 64TB RMS 8GB /秒 $15.347/ノード/時

東京リージョンでも利用可能です!

東京リージョンでも直ちに新規作成できることが確認できました。

最後に

AQUA (Advanced Query Accelerator)などの今後の新しい機能は、RA3インスタンスのみで提供される傾向があるため、RA3インスタンスへの移行をおすすめします。今回のra3.xlplusの登場でより多くの皆様にRA3インスタンスをご利用いただける機会が増えることを期待しています。

合わせて読みたい