
Trend Vision Oneのエンドポイントインベントリエージェントの削除機能がすべてのTrend Vision One Endpoint Securityエージェントをサポートするようになりました
こんにちは、シマです。
皆さんはTrend Vision One Endpoint Security(Server & Workload Protection)(以降V1ES)を使用していますか?先日の新着情報で、切断されたエージェントの削除を自動化できるようになりましたので、この内容について触れていきます。
何ができるようになったの?
「Endpoint Inventory」における切断されたエージェントの削除が自動化できるようになりました。「Endpoint Inventory」は、Trend Vision Oneコンソールより、「Endpoint Security」→「Endpoint Inventory」をクリックすることで表示されます。
この一覧から「センサーのみ」だけではなく、V1ESが導入されたエンドポイントも対象として、非アクティブなエンドポイントが削除できるようになったということです。
何がうれしいの?
エンドポイントが有効な場合はエンドポイントごとにCreditsが必要なため、非アクティブなエンドポイントでも残っているとCreditsが割り当てられたままになってしまいます。非アクティブなエンドポイントを自動的に削除することで、使っていないCreditsを開放することができます。
注意事項
本設定による削除は「Endpoint Inventory」の一覧からの削除に留まり、エンドポイントにインストールされたエージェントは削除されず、無効化もされません。また、再度「Endpoint Inventory」に表示させるためには、エンドポイント内のエージェントを手動で削除し、再インストールする必要があります。
確認してみた
「Endpoint Inventory」右上の歯車アイコンからグローバル設定をクリックします。
エンドポイント設定から「非アクティブなエンドポイントの削除設定」を有効にし、任意の日数を指定します。
今回は検証なので1日として設定しました。削除されるタイミングとしては0時(VisionOne環境作成時に設定した地域の時刻)から実施されます。
1日後、正常に削除されていることを確認しました。
最後に
今回は「Endpoint Inventory」の削除機能がアップデートされたので試してみました。
本記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。