Trend Vision One エージェントレス脆弱性・脅威検出がWindowsをサポートしていました

Trend Vision One エージェントレス脆弱性・脅威検出がWindowsをサポートしていました

2025.09.24

こんにちは、シマです。
以前、Trend Vision Oneのエージェントレス検索を手動実行する記事を書きました。
https://dev.classmethod.jp/articles/202508-v1-agentless-manual-search-01/

その際に気づいたのですが、Windowsのスキャンがサポートされていました。その内容について簡単にご紹介します。

アップデート内容

2025年5月7日にお知らせが出ていましたが、エージェントレス脆弱性・脅威検出がWindowsのスキャンに対応しました。
https://docs.trendmicro.com/en-us/documentation/article/trend-vision-one-__avtd-supports-windows-2

対応するWindowsバージョンの詳細は公式ドキュメントで確認できますが、2025年9月時点で主要なWindowsサーバーのバージョンがサポートされているため、多くの環境で利用可能です。
https://docs.trendmicro.com/en-us/documentation/article/trend-vision-one-avtd-supported-operating-systems

Amazon Inspectorとの比較

Amazon Inspectorのエージェントレス検索はWindows OSに対応していません。
https://docs.aws.amazon.com/inspector/latest/user/supported.html

Windowsサーバーを多く運用している環境では、エージェントレスで簡単に脆弱性管理ができる点が、Trend Vision Oneのエージェントレス検索を使用するメリットになりますね。

Windows固有の注意点

Trend Vision Oneのエージェントレス検索では、Windows Updateを適用した直後のパッチがスキャン結果にすぐ反映されない場合があります。最新のパッチ適用状況を正確に把握したい場合は、エージェントレスではなく、エージェントを導入することをおすすめします。

まとめ

エージェントレス検索がWindowsをサポートしたことを記事にしました。これにより、WindowsとLinuxが混在する環境でも、統一的にエージェントレスで脆弱性管理ができるようになりますね。まだ利用していない場合は、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。

本記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。

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