【2025年11月版】Trend Vision OneをPrivate Offer従量課金で始める手順
こんにちは、シマです。
過去にTrend Vision Oneを利用するための様々な記事を書きましたが、アップデートや状況の変化によって結局今は何をどの順番ですれば良いのか分かりにくい状態になっています。
そのため、今回は2025年11月時点で、新規でTrend Vision OneをPrivate Offerの従量課金で使うために必要な手順をまとめます。
AWS MarketplaceでPrivate Offerをサブスクライブしてから、Vision Oneアカウントを作成し、従量課金に切り替える手順を説明します。
Trend Vision One環境の準備
まずVision One環境を準備します。環境の払い出しとAWS Marketplaceでのオファー割り当ての手順を説明します。
AWS MarketplaceでVision Oneを表示
まず、AWS MarketplaceでVision Oneのページにアクセスします。
AWS Marketplace: Trend Vision One
製品情報ページの上部に表示される「購入オプションを表示」ボタンをクリックしてください。

AWSアカウントへログイン
ログイン画面が表示されますので、サブスクリプションを設定するAWSアカウントでログインします。

Private Offerを選択
「Trend Vision One をサブスクライブ」画面が表示されたら、「オファータイプ」で「プライベートオファー」を選択します。クラスメソッド提供のPrivate Offerの場合、「オファー元」に「Classmethod, Inc.」と表示されます。

複数のオファーが表示されている場合は、「オファーの延長(Offer extended)」の日付が最新のものを選択してください。

ディメンションとユニットを設定
「ディメンション」から「Vision One credits」を選択し、「ユニット構成」が「1」になっていることを確認します。
従量課金制を利用するには、最低1 Creditsの購入が必要です。従量課金以外にCreditsを購入したい場合は、ここでユニット数を変更してください。

サブスクライブを実行
「購入の詳細」で、合計契約コストが想定通りであることを確認します。1 Credits購入の場合、その金額が表示されます。
問題なければ「サブスクライブ」ボタンをクリックします。

Vision Oneとの関連付け
サブスクライブ完了後、少し待ってから「アカウントを設定」ボタンをクリックします。

Vision Oneの画面で、「続行」ボタンをクリックします。

今回はVision One環境がない想定なので、「私の組織はプライマリユーザアカウントを持っていません」を選択し、「次へ」をクリックします。

登録する氏名、メールアドレス、パスワードを入力し「メールを確認」ボタンをクリックします。

先程のメールアドレス宛に確認コードが送信されるので、その内容を入力し、「送信」ボタンをクリックします。

ビジネス情報(ビジネス名、国/地域)を入力します。ここでのビジネス名は、Vision Oneアカウント名として入力することをお勧めします。

表示された内容に間違いがないことを確認して、チェックをつけて「有効化」ボタンをクリックします。

データセンターリージョン選択画面で「Japan」を選択し「Provision Console」ボタンをクリックします。

Vision Oneのページが表示され、準備完了となります。

従量課金への切り替え
Trend Vision Oneでは、デフォルトですべての機能はCreditsを購入して利用する設定になっています。従量課金で利用するには、機能ごとに請求モデルを切り替える必要があります。
Trend Vision Oneコンソールへログインし、左ペインから「Administration」→「Credits & Billing」を選択し、「従量課金」タブから「請求モデルを管理」ボタンをクリックします。

「Endpoint Security」の欄で「クレジットベースのライセンス」から「従量課金」へ変更し、「続行」ボタンをクリックします。

表示される確認画面で「確認」ボタンをクリックします。

再度、「請求モデルを管理」ボタンをクリックし、従量課金へ切り替わっていることを確認します。

まとめ
Trend Vision OneをPrivate Offerの従量課金で使い始めるための手順を説明しました。
新しい情報はありませんが、過去の複数の記事に分散していた内容を、わかりやすく1つの記事にまとめ直しました。
本記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。






