TrendAI Vision OneのPAYG版とCredits版で従量課金を利用する場合の違いを整理してみた
こんにちは、シマです。
今回は、TrendAI Vision One(以降Vision One)の従量課金をAWS Marketplace経由で利用する際の、PAYG版とCredits版の違いについて整理してみました。
いきなり結論
- 従量課金のみで利用する場合 → PAYG版がおすすめ
- Creditsが必要な機能も併用する場合 → Credits版を選択
PAYG版はCreditsの事前購入や年間契約が不要で、運用面のリスクも少ないです。一方、Creditsベースでしか利用できない機能がある場合はCredits版が必要になります。なお、1つのVision Oneアカウントに対してCredits版とPAYG版の両方をサブスクライブすることも可能なので、併用という選択肢もあります。
はじめに
Vision Oneの従量課金をAWS Marketplaceから利用する場合、AWS Marketplaceには2つの製品が存在します。
TrendAI Vision One™(以降Credits版)
TrendAI Vision One™ (PAYG)(以降PAYG版)
どちらも従量課金を利用できますが、契約の仕組みや制約が異なります。以前書いた記事ではVision Oneの契約形態にいくつかのデメリットがありました。2026年1月にリリースされたPAYG版によって、これらの課題がどう改善されたかも含めて整理します。
Credits版とPAYG版の違い
契約時のCredits購入
Credits版では、サブスクライブ時に最低1 Credits(1.00 USD)の購入が必要です。そのため、Creditsの利用可否に関わらず、年間約1 USDが発生します。一方、PAYG版はCreditsの事前購入が不要です。
少額とはいえ、Credits版では年間契約としてCreditsを購入する形になるため、契約の仕組みが少し複雑になります。PAYG版ではこの手間がなくなりました。
年間契約の要否
Credits版は年間契約が前提です。契約から1年後にライセンスの更新が必要になります。
PAYG版には年間契約の概念がありません。サブスクライブしている間は従量課金で利用でき、不要になればサブスクリプションをキャンセルするだけです。
ライセンス更新忘れのリスク
Credits版では、契約から1年後にライセンスが失効します。更新を忘れると、30日の猶予期間後にVision One環境のデータが削除されるリスクがあります。これは以前の記事でもデメリットとして挙げていた点です。
PAYG版ではライセンスの年次更新が不要なため、更新忘れによるデータ削除のリスクがありません。
比較表
| 項目 | Credits版 | PAYG版 |
|---|---|---|
| Marketplace製品名 | TrendAI Vision One™ | TrendAI Vision One™ (PAYG) |
| 最低Credits購入 | 必要(1 Credits / 1.00 USD) | 不要 |
| 年間契約 | あり | なし |
| ライセンス年次更新 | 必要(忘れるとデータ削除リスク) | 不要 |
| 従量課金の利用 | 可能 | 可能 |
| 従量課金への手動切り替え | 必要 | 必要 |
| 利用開始時期 | 2024年頃〜 | 2026年1月〜 |
Private Offerの有効期限に注意
AWS MarketplaceのPrivate Offerには有効期限があります。Private Offerの期限が切れると、自動的にPublic Offerに切り替わり、割引価格が適用されなくなります。
特にPAYG版は年間契約の更新がない分、Private Offerの有効期限を見落としがちです。定期的にオファーの更新を行うようにしましょう。
まとめ
PAYG版とCredits版で従量課金を利用する場合の違いを整理してみました。新規でVision Oneの従量課金を始める場合は、PAYG版を選択するのがおすすめです。既にCredits版を利用中の場合も、PAYG版への切り替えが可能なので検討してみてください。
本記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。






