[Alteryx Designer:ツールのご紹介]フィールド付加ツールについて
初心者向けの認定試験Alteryx Designer Coreについてこちらをご覧ください。
はじめに
Alteryx Designer Coreの認定試験に必要なツールの紹介ブログです。今回はフィールド付加ツールについて詳しくご説明させていただきます。
参考ページ:
フィールド付加ツール(Append Fields Tool)
ジョイン カテゴリの一部であるフィールド付加ツールがデータブレンディングする際に使えます。このツールではターゲット(T)入力テーブルの全ての行にソース(S)入力テーブルの全ての行を結合されます。リレーショナルデータベースのJoin句と違って、二つのデータソースに共通属性の有り無しを関係なく出力データがデカルト積として結合されます。行を乗算され、列を添加されます。例えばターゲット(T)入力テーブルが5行×6列とソース(S)入力テーブルが3行×4列であれば出力データが15行×10列。
小さな入力テーブルをソースにし、大きな入力テーブルをターゲットにするのが一般的なやり方です。
ツールの設定
ツールの設定で出来る操作が:
1)データ列の並べ替え、
2)”Unknown”という不明な列はデフォルトで選択されますがこれは、入力データに現れる新しい列の追加を許可します。新しい列を配置する場所に列を移動します。
3)列内のデータの種類と長さまたは寸法(他の数値型のバイト)を変更することが出来ます。サイズはデータ型によって異なり、固定10進数値型およびすべての文字列型を編集できます。
4)列の名前変更と説明を追加することが出来ます。
出力データに生成されるレコードが多すぎる場合の警告/エラー:フィールド付加ツールはデカルト結合を実行しているため、意図せずに過剰な量のレコードを生成する可能性があります。過剰なレコードが生成されないために、警告またはエラーが報告されるように設定することができます。
すべての付加を許可: すべてのレコードがエラーまたは警告なしですべてのレコードに追加されます。
16個を超えるレコードの付加時に警告: ソースファイル(S 入力)に16個を超えるレコードがある場合、警告が報告され、ワークフローは処理を続行します。
16個を超えるレコード付加をエラーにする: ソースファイル (S 入力)に16個を超えるレコードがあると、エラーが報告され、ワークフローが処理を停止します。
まとめ
付加ツールの使い方による小さなデータテーブルの内容を全て大きなデータテーブルに付加することが出来ます。出力データがデカルト積になり行と列の増加しますので出力データの容量に注意が必要です。
Alteryxの導入なら、クラスメソッドにおまかせください
日本初のAlteryxビジネスパートナーであるクラスメソッドが、Alteryxの導入から活用方法までサポートします。14日間の無料トライアルも実施中ですので、お気軽にご相談ください。