日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)のご紹介
昨年度、前職で「日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)」の研究会に参加し 「データマネジメント」に取り組む機会をいただいておりましたので、 ここではJDMCの活動についてご紹介させていただきます。
日本データマネジメント・コンソーシアム http://japan-dmc.org/
JDMC Facebookページ https://www.facebook.com/jdmcjdmc/
JDMCは「様々なデータや情報のマネジメントに関する社会的認知を高め、企業や行政機関などがデータマネジメントを実践するための土壌を創ること」を目的として、2011年に設立された団体です。
データをビジネスに活用する事の重要性は、当然の事になっていますが、一方で組織的にデータを活用することや、 データを効果的にマネジメントすることには、困難を伴うことも事実です。 JDMCではこれらの問題に対して「ユーザー企業」と「ベンダー企業」の会員が同じテーブルで問題について議論をする場を提供しています。
2015年度は「マスターデータマネジメント(MDM)」など、8つのテーマで 研究会が開催され、月に1回のペースでメンバーの会合を行ってきました。
2015年度、2016年度の研究会のご紹介 http://japan-dmc.org/?p=5971
また、JDMCでは非会員の方も参加可能な、定例セミナー(その他、各種セミナー)を開催しています。 テーマの事例を挙げますと、
「RDBMSだけではない最新テクノロジーとそのユースケースを学ぶ」 「グローバルMDMを実現するためのグローバルコード管理の実践」 「最先端ツールを通じて今のBIを知る」 「Hadoop Distribution の向かう方向性」
BIツール・ベンダー5社によるディスカッションの場が設けられたり、 複数のHadoopディストリビューション・ベンダーによるプレゼンが一度に聞けたり、 となかなか他には無い貴重な機会が提供されています。
毎年3月には、日本最大規模のデータ専門カンファレンスを開催しています。
【データマネジメント 2016 ~データ駆動こそがビジネスを創る~】 http://www.seminar-reg.jp/jdmc/dm2016/
また、私は参加したことはありませんが、ユーザー部門の情報活用責任者、CIO、CMOの方々が参加し「内輪の会」だからこそ聞ける、深堀りのディスカッションを行う通称「ユーザー会」という取り組みもあります。
データをビジネスに活かすリーダー達の集い(ユーザー会) http://japan-dmc.org/?p=3679
JDMCは、新年度の研究会が5月下旬に発足予定で、随時入会を受け付けております。ベンダー企業会員は年会費が必要ですが、ユーザー会員は無償で参加が可能です。この機会にJDMCへの参加をご検討ください。
JDMCの入会案内はこちら。 http://japan-dmc.org/?page_id=125
【追記】JDMCから出版された書籍を紹介する記事を書きました。 「データマネジメント概説書」「データマネジメント・ケーススタディ」のご紹介