『箱根駅伝』を可視化してみた|Tableau Software Tips&Viz Advent Calendar 2014 #25 #tableau

2014.12.25

2014年アドベントカレンダー『Tableau Software Tips&Viz(全部俺) Advent Calendar 2014』25日目(最終日)です。Tableau Softwareに関する機能紹介、便利ネタや可視化ネタ等を毎日1本ずつ計25本、『1人(全部俺)』で担当してお届けしています。

昨日24日目の投稿ネタは『「Jリーグのクラブチームの歴史」を可視化してみた』でした。

本日25日目は『箱根駅伝(のコース)』を可視化してみたエントリとなります。

目次

正月の風物詩『箱根駅伝』

毎年正月の1月2日〜3日に行われる通称『箱根駅伝』。東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの道のりを往路5人、復路5人で襷を繋いでいく大学駅伝でありますが、その距離何と100km超。また、5区の『山登り』についても、そのコースの特徴からより一層、クローズされる部分でもあったりします。毎年何の気なしに観ていたりする訳ですが、その距離感、または山登りの凄さについて『どんなもんなんだろ?』とふと興味を持ってみたりしました。

という訳で、開催を1週間後に控えたこの日に&『Tableau Software Tips&Viz(全部俺) Advent Calendar 2014』の企画最終日に当エントリの可視化をやってみようと思いました。

Tableau Public コンテンツ

 

こちらがコンテンツをTableau Publicにアップロードしたものとなります。

ですがこのコンテンツ、Tableauの『ページ』機能を使っておりまして、且つWebページ上ではその機能が利用出来ない(Tableau Public/Tableau Server等)のが難点となっております...なのでDesktop上でページ機能を使って再生したものを動画(YouTube)に収めてみました。上記Tableau PublicのダウンロードリンクからTableauパッケージドワークブックをダウンロードして実行して頂くか、下記動画を再生して頂いてその動きを確認して頂けますと幸いです。

[swf]https://www.youtube.com/watch?v=ZGIGTjcL7FY,720,540[/swf]

緯度経度の割り出し

コースそのものの道筋については、以下のサイトを参考にさせて頂きました。

そして、該当する位置の緯度経度については、上記コースに於ける任意のポイント(交差点とか、目印になる位置とか、割と適当な感じで、あまり間隔が開きすぎない感じで)をポイントし、その位置にある緯度経度情報をWebからEXCELにコピペしました。計168ポイント分。(地味に時間が掛かりました...)

緯度経度から標高の算出

標高については、下記サイトを利用させて頂きました。ちなみにこちらも、緯度経度情報を貼り付けて検索→割り出された標高情報をEXCELに貼り付け...というのをひたすら繰り返した形となります。地味な作業でした...

パス情報を用いた動きのあるビュー

この部分については、シーケンスID的な項目をデータに用意し、その項目を『パス』に落としこむ事で点を線で繋ぎ、また『ページ』機能を用いる事で線で結んだ点をその項目の順番で表示させる、と言う手順を踏む事で動きを持たせる事が可能となっています。

下記キャプチャは生成したデータ内容の一部ですが、[seq_id]という項目を用意し、内容に1からの連番を設定しています。

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一方Tableau。表示するグラフの内容を『線』とする事でマークに『パス』が現れ、[seq_id]をパスに落としこむ事でTableauがseq_idの順番でポイントを認識する用になります。このビューでは経度1つに対して緯度を2つ用意し、片方は線ベースでの表示内容、もう片方では円ベースでの表示内容を作成し、『二重軸』でそれら2つを重ね併せて公開している様な内容のパス情報を生成しています。(※パス情報それぞれの作り方については実際にTableauサンプルをダウンロードする等して確かめてみてください。)

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往路コースの進行方向に合わせた『標高グラフ』

最後のポイントは、パス情報に併せて連動する『棒グラフ』の部分です。通常、特に意識する事が無ければグラフは『左から右』に時系列でデータが並びますが、今回は往路:東京・大手町から箱根・芦ノ湖は『東から西(右から左)』の進行方向となります。であれば、棒グラフも右から左に動かしたい。と考えました。

これを実現するために幾つか試行錯誤した結果上手いこと表現出来たので、その方法についてもここで書き記しておこうと思います。まずは上記で用意したシート(テーブル)とは別に、指定ID値とは逆の順序を持つ項目を用意、こちらは降順でID値を割り振ります。今回定めたポイントは全部で168あったので、168から1にデクリメントする形になります。

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データソースの編集で、この『リバース用』のデータも参照出来るように追加設定を行います。その際、結合させる項目は『昇順』のID項目と『降順(リバース用)』のID項目としています。

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グラフ作成の際には、表示する項目に『リバース用』の項目を、ページ遷移させる項目は『昇順』項目をそれぞれ設定すると、以下の様に実現したいグラフを作成する事が出来ました!つーか、5区の標高差遷移、改めて見るとエグい位の変化率ですね。『山の神』と言うだけあります。山の神パネェ。

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まとめ

以上、『箱根駅伝』の可視化ネタでした。

そして、本日12/25を以って『Tableau Software Tips&Viz(全部俺) Advent Calendar 2014』、完走となります!既存機能の解説、任意のグラフの作り方、そして可視化ネタと色々採り上げてみましたが、いかがでしたでしょうか。Tableauについてはまだまだ取り上げていない機能、面白そうなネタもありますので、今後も適宜採り上げて行きたいと思います。今後共、何卒宜しくお願い致します。

25日間、お付き合い頂きありがとうございました! (...と言いつつも、『最終回じゃないぞよ もうちっとだけ続くんじゃ』的なノリであと数回何か書くかも)