
覚えることが多すぎるIT学習をAIで効率化してみた
はじめに
こんにちは。クラスメソッドオペレーションズの藤瀨です。
このブログでは、私が勉強をする際のAI活用方法を紹介します。
私は文系出身・IT未経験の人間ですので、IT関連の勉強をしているととにかく覚えることの多さに苦戦していました。
そこで、AIを活用することでインプットの質・効率を上げる方法を模索して、効果を感じたものをこの記事で共有したいと思います。
それは、一言でまとめると「学習した内容を何も見ない状態で列挙してAIに送信し、修正・補足を依頼してまとめを出力してもらう」という方法です。
インプットとアウトプットのサイクルを繰り返せるのがポイントです。
この勉強方法は、
- 新しい分野の学習を始めたタイミングなど、インプットの量が多い
- 新しいことをたくさん覚えるのがそれほど得意でない
- 学習内容をまとめ、見返せるようなノート・メモを作りたい
といった場合におすすめです。
具体的な手順
具体的な流れは以下の通りです。
① 講座、参考書などでインプットする
② 何も見ない状態でインプットした内容を書き出す
③ 下記のプロンプトとともに②の内容をAIに送る
④ AIがまとめてくれた内容に目を通し、再度インプットした内容を確認する
⑤ AIが出力した確認問題を解き、解答・解説を確認する
ポイントは、手順②で参考書などを何も見ない状態で書き出してみるということです。箇条書きでも文章でも、やりやすい方法で大丈夫です。
理解したつもりでも書き出してみようとすると意外と手が止まったり、頭に入ったはずの内容が思い出せなかったりするはずです。
どうしても思い出せなくて全然書けないというときは、目次や単語だけ見返してみてもいいかもしれません。
ただしその内容や説明は見ないようにし、思い出せないときは諦めて単語や概要だけでも書いてみてください。
①から②に移るのはご自身に合ったタイミングで構わないです。
参考書の1つの章が終了した時点など、キリがいいタイミングでもいいですが、多すぎると最初の方にやった内容をすっかり忘れているという事態になりかねないので、全体像がある程度頭に残っているタイミングがいいかと思います。
④の後、疑問点や確認事項があれば再度AIと対話を繰り返してまとめに追加してもらうのもいいでしょう。
この時、理解して終わりではなく改めて自分の言葉でまとめ直したものをAIに送ると、さらに効果的です。
プロンプト
# 役割
あなたは[学習分野]の専門家兼問題作成者です。
# お願い
以下の学習内容に対して、次の2つをセットで作成してください。
## Part 1: 学習内容まとめ
1. 内容の誤りや不正確な部分を指摘・訂正する
2. 抜けているポイントを補足する
3. 全体を学習用のまとめに整理する
## Part 2: 確認問題([問題数]問)
- 形式:[お好みの形式。例:択一選択問題、複数選択問題]
- 難易度:[お好みのレベル]
- 問題の直後に解答と解説を付ける
# 出力フォーマット
- Markdown形式で見出しと箇条書きで構造化する
- 紛らわしい内容は比較表にまとめる
- 確認問題はQ1〜Q[問題数]の番号付きで並べ、最後に解答一覧と解説を付ける
# 学習内容
[ここに自分で作成したメモなどを貼り付ける]
[ ] で囲まれた箇所はご自身の状況に合わせて書き換えてください。
私の場合は、Claude Coworkを使って上記の内容を直接PDFに出力させていました(2026年7月時点の情報)。
同じようにClaude Coworkを利用される方は、出力フォーマットに日本語フォントを指定することをおすすめします。漢字が中国語のフォントになることがあるためです。
ドキュメントを直接出力することができないAIをお使いの場合は、出力フォーマット欄をお好みで変更してください。
上記でMarkdown形式を指定しているのは、メモ用の他のアプリなどにコピペして記録を残しやすくするためです。
確認問題については、自分が解きたい形式を指示するのがいいかと思います。
実際のドキュメント
一例として、Claude Coworkに出力してもらったドキュメントの一部を掲載します。

画像で「混同注意」と記載された項目は、手順④の後に私がAIに質問して理解した内容を追加したものになります。学習時に自分が迷った点や悩んだ点がわかりやすく整理されていることがわかります。
メリット
この勉強方法のメリットを2点お伝えします。
1. インプットとアウトプットのサイクルを繰り返すことができる
インプット後、何も見ない状態で書き出すことで即座にアウトプットし、AIが出力した内容を確認することで再度インプット、最後に確認問題を解いてアウトプットというサイクルが出来上がります。
そもそも吸収しきれていなかったことだけでなく、「わかったつもり」「覚えたつもり」になっていたことも洗い出し、効率的に定着を図ることができます。
2. 自分専用のノートを効率よく作れる
学習した内容をノートにまとめることで記憶の定着を図る方は多いと思うのですが、構造を整えたり見やすい工夫をするのにはそれなりの時間がかかります。
この方法では、自分の手を動かすという過程はそのままに、内容の構造化はAIがやってくれるため、一から自分でノートやメモを作成するよりも時間を短縮できるかと思います。
おわりに
このブログでは、私が実践しているAIを活用した学習方法について紹介しました。
AIを活用することで、インプットをアウトプットに繋げ、効率よく勉強できるかと思います。
今後もより良い方法を模索しながらAIを活用した学習を続け、より良い方法を発信していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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