Alteryx 2019.4 新機能 : Alteryx ServerでCollectionの作成可能権限を設定可能になりました

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは、小澤です。

現地時間2019/12/09にAlteryxの新バージョンである2019.4がリリースされました。 今回は、その中から、Alteryx Serverの新機能であるCollectionの作成権限について紹介します。

Collectionを作成可能なユーザかの設定

Collectionは対象を限定したワークフローの公開のための機能として利用できるものでした。 Collection機能では、そこに所属するユーザとワークフローを指定できるので、特定の範囲に向けたワークフローの公開が可能となっています。 単一ユーザが異なる複数のCollectionに所属可能なため、Studio単位でのワークフローの公開範囲設定よりも柔軟性が高いものとなっています。 また、2019.xのアップデートでユーザごとにどのような権限を持たせるかの細かい指定が可能になっており、複数の部門にまたがる組織でのAlteryx Serverを活用しやすい仕組みとなっています。

さて、このステキなCollection機能ですが、2019.3までは誰でも自由に作成できる仕組みでした。 2019.4のアップデートでユーザごとに「Collectionの作成を許可するか」の設定が可能になりました。

この設定はCurator権限を持つ人が管理画面からユーザのProfileを変更することで設定可能です。

この設定が「No」のユーザはCollectionの作成が行えません。 設定値が「Yes」になっているユーザと、「No」になっているユーザそれぞれでCollection画面を開くと以下のように「ADD NEW COLLEC TION」が無くなっており、Collectionの作成ができなくなっていることが確認できます。

なお、Collectionの作成権限を持たないユーザでも、各Collectionで設定された権限を持つ操作(ワークフローの追加・編集・削除やユーザの追加・削除)は可能です。

おわりに

今回は、Alteryx Server 2019.4の新機能であるCollectionの作成権限について紹介しました。

これは、社内コミュニティなど利用者同士で様々な活用するには便利ですが、「厳密に管理したいよ!」って場合でも野良Collectionの作成は許容するしかありませんでした。 この機能によってCollectionの運用方針の選択に幅を持たせることが可能になりました。

Alteryxの導入なら、クラスメソッドにおまかせください

日本初のAlteryxビジネスパートナーであるクラスメソッドが、Alteryxの導入から活用方法までサポートします。14日間の無料トライアルも実施中ですので、お気軽にご相談ください。

alteryx_960x400