Alteryx Designer Cloudのツール紹介:Input Dataツール #Alteryx
こんにちは、スズです。
本記事では、Alteryx Analytics CloudのDesigner CloudにあるInput Dataツールについてご紹介します。
Input Dataツールの概要
Input Dataツールは、In/Outのカテゴリの中にあります。
Input Dataツールは、データベースやAlteryx Analytics Cloudにアップロードされたファイルから、ワークフローにデータセットを取り込む際に使用します。
Input Dataツールを使う前に
Input Dataツールに取り込むデータセットは、あらかじめAlteryx Analytics Cloudプラットフォームにて用意することができます。
データセットを用意するには、Alteryx Analytics Cloudプラットフォームの[Data]にて[Import Data]をクリックします。
[Import Data]では、ファイルをアップロードしたり、データベースなどに接続してデータセットを用意できます。ファイルのアップロードは、[Upload]の[Choose files]から行えます。
データベースなどに接続する場合は、画面下の[+ New]をクリックすると、[Create Connection]が開きます。ここからデータベースなどへの接続を設定できます。
作成した接続は左ペインに表示されます。接続を選択すると、取り込みできるデータセットが表示されます。
ここでは例として、Amazon S3上にあるExcelファイルからデータセットを取り込んでみます。取り込みたい対象の[+]ボタンクリックすると、右ペインにデータセットが表示されます。
[Edit]をクリックすると、データのプレビューが表示されます。この例では対象のExcelファイルに複数のシートがあったため、取り込むシートを選択できます。設定後、[Save]をクリックして画面を閉じ、画面右下の[Continue]をクリックするとデータセットの取り込みが始まります。
データセットの取り込みが完了すると、[Data]にデータセットが表示されます。
Input Dataツールの設定
データセットの取り込み
Input Dataツールの設定では、ワークフローに取り込むデータセットを選択できます。事前にAlteryx Analytics Cloudプラットフォームで用意したデータセットがある場合は、画面上にデータセットが表示されますので、クリックするだけで利用できます。新規にCSVファイルをアップロードしてデータセットを取り込む場合は、[Upload File]をクリックしてファイルを選択します。
[Upload File]からファイルを選択した場合は、取り込むファイルのオプションを設定できます。[Preview]をクリックすると取り込むデータセットの状態を確認できます。[Create Dataset]をクリックすると、データセットが作成されます。
[Preview]をクリックした場合は新しいウィンドウが開き、データを確認できます。
[Create Dataset]でデータセットを作成し、ワークフローにデータセットが読み込まれると、Input Dataツールの[Sample Results]にデータセットが表示されます。なお、Input Dataツールで新規にファイルをアップロードせず、Alteryx Analytics Cloudに事前に用意したデータセットを選択している場合も、同様に[Sample Results]にデータセットが表示されます。
Input Dataツールで新規にファイルをアップロードしてデータセットを作成した場合、Alteryx Analytics Cloudプラットフォームの[Data]に取り込んだデータセットが追加されます。
設定の編集
Input Dataツールで取り込んだデータセットは、縦三点ボタンから編集できます。ワークフローから取り込んだデータセットを削除したい場合は、[Disconnect]をクリックします。
[Edit]をクリックした場合は、データセットの名前の変更や、Descriptionを設定することができます。
最後に
Alteryx Analytics CloudのDesigner CloudのInput Dataツールについてご紹介しました。