こんにちは、スズです。
本記事では、Alteryx Analytics CloudのDesigner Cloudで使用できるSelectツールについてご紹介します。
Selectツールの概要
Selectツールは、Preparationのカテゴリの中にあります。
Selectツールでは、入力されたデータセットに対して以下のことが行えます。
- 列の選択
- 列の並べ替え
- 列の名前の変更
- データ型の変更
Selectツールの設定
Selectツールの設定には、入力されたデータセットの列の一覧が表示されます。この設定画面にて、各列に対して操作を行います。
列の選択
データセットに対して、必要な列を残し、不要な列を削除できます。各列のチェックボックスのチェックを外すことで、不要な列を削除できます。
列の並べ替え
各列の左端にあるボタンをクリックしてスライドすることで、列の順番を並べ替えできます。
列の名前の変更
列の名前を変更する場合は、各列のRenameの欄に直接新しい名前を入力できます。
データ型の変更
各列のデータ型は、Typeのプルダウンメニューから選択して変更することができます。
Unkwnonについて
列の一覧に表示されている「*Unknown」は、列の名前ではなく、Alteryxが用意しているものになります。ワークフローに入力されるデータセットがSelectツールの設定を行っている時点から変更になり、新しい列が追加された場合、追加された列（不明な列）に対して行う操作を設定します。
Commas as Decimal Separators
[Commas as Decimal Separators]のオプションは、有効にすることで、String型になっている数値の値にカンマが含まれている場合にカンマを小数点として扱うことができます。
以下の「comma」列には「10,1」などのように数値とカンマが含まれています。この時点ではデータ型はString型になっています。
Selectツールでデータ型をFloatに変更します。[Commas as Decimal Separators]のオプションを有効にしていない場合は、「10」などの値が表示されています。
[Commas as Decimal Separators]のオプションを有効にすると、「10.1」などの値が表示されています。カンマを小数点として置き換えて扱っています。
最後に
Alteryx Analytics CloudのDesigner CloudのSelectツールについてご紹介しました。
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