Alteryx Serverの管理者機能紹介(Workflow Credentials管理編)
こんにちは、小澤です。
Alteryx ServerのGalleryにおける管理者向け機能紹介第6弾となります。 今回は左メニューの上から6つ目に位置するWorkflow Credentialsについて紹介します。
Workflow Credentials
WorkflowのCredential管理では、ユーザにWorkflowの実行時などの資格があるかの情報を管理します。 これはGallery上でのユーザではなく、Windowsへのログインユーザでの認証を行うことでWorkflowの実行をおこなうアカウントを制限するような機能となります。
デフォルトの動作設定
画面上部の「Default behavior for workflow credentials」でデフォルトの動作を設定できます。
設定値 | 意味 |
---|---|
Always run workflows with server or studio credentials | サーバ構成の設定時に指定したCredentialで全てのWorkflowを実行します |
Require users to enter their own credentials when running any workflow | Workflow実行時にCredentialの情報を入力するようにします |
Allow users to set options for credentials when saving a workflow | Workflow保存時にCredentialの情報を設定できるようにします |
新規作成
「Add New Credentials」で新規に作成できます。
ここで入力する情報はADを利用してユーザの存在チェックが行なわれているのでWindowsでそのアカウントが利用できる状態になっている必要があります。
編集
作成したCredentialを一覧から選択することで編集ができます。
「General Information」は新規作成時と同様の項目となります。
「Users and Studios」でこのCredentialに紐付けるユーザやStudioが選択できます。 途中まで入力すると、サジェストが表示されるので選択してください。
Credentialを設定していて、デフォルトの設定を、 「Require users to enter their own credentials when running any workflow」としている状態で GalleryからWorkflowを実行すると、以下のように認証がもとめられます。
終わりに
今回はAlteryx Serverの管理者向け機能のうち、Workflow Credentialsについて解説しました。 次回は、Job管理ついて解説する予定となります。