この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。
こんにちは、スズです。
本記事はAlteryx Serverアドベントカレンダーの20日目の記事です。
20日目は、Alteryx Serverからのメールの通知とシステムメッセージについてご紹介します。
利用環境
本記事の執筆に使用しているAlteryx Serverの環境は以下の通りです。
- Windows Server 2022 (Amazon EC2)
- Alteryx Server 2022.1
SMTPの設定
Alteryx Serverからメールを送るには、System Settingsの[Gallery] > [SMTP]で、メールの通知に使用するSMTPを設定する必要があります。
Alteryx Serverからのメール通知
管理者インターフェースの[Notifications]では、システムメッセージの内容の編集や、メール通知の有効/無効などを設定できます。
システムメッセージの編集
システムメッセージは、ユーザーがAlteryx Serverにサインインした際に表示されるメッセージです。システムメッセージはデフォルトでは空欄になっています。設定する場合は、[System Message]にメッセージを入力して[Save]をクリックして保存します。
保存に成功すると「Message saved.」と表示されます。
システムメッセージを設定すると、ユーザーがAlteryx Serverにサインインした際に画面上部に表示されるようになります。
メール通知の編集
[Email]ではメールの通知内容やメール通知の有効/無効を設定できます。ワークフローがコレクションに追加されたとき、パスワードがリセットされたとき、といったように、設定はメールを送るタイミングごとに分かれています。
編集画面に入ると、メールの有効/無効、HTMLまたはプレーンテキスト、件名、本文、メールのグループを設定できます。設定は[Save]で保存します。
なお、メール通知の内容にはプレースホルダを使うことができます。プレースホルダは[Body]の[P]のボタンから呼び出すことができます。
今回は試しに「Workflow Added to Collection」（コレクションへのワークフローの追加）に対して通知内容を編集してみました。試しにコレクションにワークフローを追加してみると、メールの内容が編集されていました。
メールのグループの設定
[Email Groups]ではメールのグループの追加と、グループ単位でのメール通知の有効/無効を設定できます。メールのグループを設定する場合は、空欄にグループ名を設定してから[Add New Email Group]をクリックします。なお、追加したメールのグループは編集できませんのでご注意ください。
追加されたメールのグループは一覧に追加されます。また、メール通知の編集画面で[Group]でメールのグループを設定することができます。
ユーザーごとのメールの通知設定
一部のメールの通知については、各ユーザーの[マイプロファイル]にてユーザーごとに設定することができます。
[Eメール通知]にて、以下のタイミングのメールの通知の有効/無効を設定できます。
- ワークフローがパブリックGalleryで共有された時
- コレクションが共有された時
- 共有されたコレクションにワークフローが追加または更新された時
最後に
Alteryx Serverアドベントカレンダー20日目、Alteryx Serverからのメールの通知とシステムメッセージについてお届けしました。
3
