[アップデート] Amazon Bedrock Guardrails のコストが最大 85 %削減されました

[アップデート] Amazon Bedrock Guardrails のコストが最大 85 %削減されました

Clock Icon2024.12.11

こんにちは!AWS 事業本部コンサルティング部のたかくに(@takakuni_)です。

Amazon Bedrock Guardrails のコストが最大 85 %削減されました。

すさまじいコストダウンですね。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/12/amazon-bedrock-guardrails-reduces-pricing-85-percent/

Amazon Bedrock Guardrails の料金態系

Amazon Bedrock Guardrails の料金体系について触れていきましょう。

各ポリシーごとにテキスト単位の課金が発生します。まず、Amazon Bedrock Guardrails の料金は全リージョン同一価格です。

1 テキスト単位という概念があり、1000 文字あたり 1 テキスト単位です。たとえば、評価文字数が 5,600 文字だった場合は、切り上げの 6 テキスト単位の課金が発生します。

アップデート前

各ポリシーごとの 1,000 テキスト単位あたりは料金は今まで以下の内容でした。

Guardrail policy 1,000 テキスト単位あたりの値段 備考
コンテンツフィルター $0.75
拒否されたトピック $1.0
機密情報フィルター $0.1
コンテキストに基づくグラウンドチェック $0.1

アップデート後

アップデート後により、以下の料金に変更されました。

Guardrail policy 1,000 テキスト単位あたりの値段 備考
コンテンツフィルター $0.15 80%オフ
拒否されたトピック $0.15 85%オフ
機密情報フィルター $0.1
コンテキストに基づくグラウンドチェック $0.1

今回、コンテンツフィルターの価格が 80%引きの $0.15、拒否されたトピックの価格が 85% オフの $0.15 に引き下げられました。

なお、価格変更は 2024 年 12 月の料金から変更されているようです。素晴らしいですね。

These pricing changes are already in effect starting December 1, 2024 in all AWS regions where Amazon Bedrock Guardrails is supported today. To learn more about Amazon Bedrock Guardrails, see the product page and the technical documentation.

Amazon Bedrock Guardrails reduces pricing by up to 85% - AWS

https://aws.amazon.com/jp/bedrock/pricing/?nc1=h_ls

まとめ

以上、「Amazon Bedrock Guardrails のコストが最大 85 %削減されました。」でした。

現在は英語のみ対応ですが、 Amazon Bedrock Knowledge bases に統合できたりと日本語対応できれば、アタッチいただくケースが多くなるのではないかと思います。

re:Invent 後ですがすごいアップデートが来ましたね。(日本語対応も待ち遠しいですね)

入門ブログも書いていますので、合わせてご覧いただけると嬉しいです。

https://dev.classmethod.jp/articles/introduction-2024-amazon-bedrock-guardrails/

このブログがどなたかの参考になれば幸いです。

AWS 事業本部コンサルティング部のたかくに(@takakuni_)でした!

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