Amazon CodeCatalyst の開発環境へ簡単に SSH 接続できるようになりました

2023.12.21

こんにちは、森田です。

以下のアップデートで Amazon CodeCatalyst で SSH を使用して開発環境にアクセスできるようになりました。

本記事では、実際に SSH 経由で開発環境に接続する手順をご紹介いたします。

やってみた

前提条件

CodeCatalyst プロジェクトは作成済みとします。

作成される方は以下を参考にしてみてください。

開発環境の作成

コンソールより作成したプロジェクトを選択します。

Code内のDev Environments(開発環境)を選択します。

任意の開発環境を選択します。(今回は、Cloud9を選択します。)

作成後、しばらく待つと以下のようにStatusがRunningとなります。

SSH接続のためのセットアップ

開発環境を選択して、右上のConnect via SSHを選択します。

SSH 接続に必要なコマンドが表示されます。

まずは、以下のコマンドをローカルの環境で実行を行い、Systems Manager Session Managerプラグインをインストールします。(SSH接続の仕組みとしては、Session Managerを使っているみたいですね。)

このコマンドを実行すると、自動的に、/.ssh/configに接続情報が追記されます。

Systems Manager Session Manager プラグインインストール

export AWS_CODECATALYST_SSO_REGION=us-east-1 && 
export AWS_CODECATALYST_SSO_START_URL=https://view.awsapps.com/start && 
export AWS_CODECATALYST_SSO_REGISTRATION_SCOPES=codecatalyst:read_write && 
sudo -E /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://downloads.development-workspace.amazonaws.com/mac/configure-ssh.sh)"

続いて、以下のコマンドを実行すると、 Amazon CodeCatalyst にサインインするために、ブラウザが起動します。

サインイン

aws sso login --profile codecatalyst

以上で、セットアップは終了となります。

SSH接続

最後に、先ほどの3番目のコマンドを実行することで、SSH接続が可能です。

ssh codecatalyst-dev-env=morichika-sample0021=sample-app=71df0f7f-71c3-42a2-8fcb-46699dbad3d1

scpを用いてローカルファイルのアップロードも可能です。

echo "test" > test.txt
scp -O test.txt codecatalyst-dev-env=codecatalyst-dev-env=morichika-sample0021=sample-app=71df0f7f-71c3-42a2-8fcb-46699dbad3d1:/projects

さいごに

Amazon CodeCatalyst の開発環境にSSH接続してみましたが、非常に簡単にできました。

SSH接続を行うことで、現在CodeCatalystで対応していないIDEに関しても利用ができるようになります。

Amazon CodeCatalyst では、他にも開発を行うときに便利な機能を多く持っていますので、ぜひ使ってみてください。

参考