
AWS の RHEL サブスクリプションの AWS オプションを使って Red Hat ナレッジベースにアクセスしてみた
アノテーション テクニカルサポートのこのみです。
はじめに
Red Hat Enterprise Linux(以降 RHEL)を含むサブスクリプションを実行している AWS アカウントでは、RedHat Developer アカウントの登録をせずに Red Hat ナレッジベースにアクセスすることができます。
現在、RHEL を含むサブスクリプションを利用してナレッジベースにアクセスする方法については下記抜粋の通り 3 つありますが、今回は Red Hat カスタマーポータルの AWS オプションでサインインする方法を試してみたいと思います。
[1]から抜粋
お客様は、AWS System Manager の Fleet Manager 機能内にあるリンクをクリックするか、Red Hat カスタマーポータルの AWS オプションでサインインするか、AWS Support が提供するリンクを介して、ナレッジベースコンテンツにアクセスできます。
SSM Fleet Manager 経由でアクセスする方法については、こちらの記事[2]で詳しい解説がありますのでご参考ください。
やってみた
クイックスタートから選択可能な RHEL AMI を利用して EC2 インスタンスを起動していきます。
今回は SSM Fleet Manager を利用しないため、SSM のマネージドインスタンス化するための対応は不要なので、
SSMAgent のインストールや SSM を利用するための IAM ロールの設定は特にしませんでした。
インスタンスを作成して 24 時間以上経ってから、[1:1]に記載されているRed Hat カスタマーポータルの部分のリンクから、Red Hat カスタマーポータル[3]へアクセスします。
こちらのページの AWS のリンクから確認画面へ進み、
下記の画面で Proceed をクリックすると、認証が開始され、ナレッジへアクセスできるようになりました。(AWS アカウントにサインインしていない場合はサインインが必要です)
Red Hat ナレッジベースの画面
なお、RHEL インスタンスがアカウント内で起動されていなかったり、起動してすぐの場合には、リンクをクリックしても下記の表示となり、ナレッジベース画面に進めませんでした。
あとがき
基本的には SSM Fleet Manager 経由でアクセスすることが多いかと思いますが、SSM の利用要件がない環境などでは今回の方法が有効かと思いますので、ご参考になれば幸いです!
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